夏ということで、ルネ・クレマン『太陽がいっぱい』、アンソニー・ミンゲラ『リプリー』、フランソワ・オゾン『Summer of 85』を連続鑑賞。『太陽がいっぱい』は古典としての充実した質感があるし、『Summer of 85』との対比としては能力主義への批判または利他的行動の違いが垣間見えるのもおもしろい（『ラ・ブーム』のオマージュを取り入れていたりして青春恋愛映画を軸にしているのもわかるので、そこの問いを描くことは重要でありますね）。しかし、今回の鑑賞でいちばん良いなと思ったのは『リプリー』だった。虚言を吐きつづけることで、自己同一性が揺らいでくるところまでいくのもいいし、ギリギリの局面を何度も描きながらのサスペンスとしての充実度が抜群である。そして、なによりケイト・ブランシェットが良いのだ。貴族足らんとするその気品ある佇まいよ。「美」というものに言及するのは、今日にあってなかなか難しい感じもするけれど、やはり画面の説得力が変わってくるわけです。ケイト・ブランシェットは、9月にリチャード・リンクレイター監督作『バーナデット ママは行方不明』に主演しているので、それも楽しみ。リチャード・リンクレイターの作品って意外と観ているし、意外と好きですよね。
そんなケイト・ブランシェットが主演しているトッド・フィールド『TAR/ター』にも言及している、宇野維正『ハリウッド映画の終焉』を読んだ。終焉を前に、かつての輝かしいハリウッドの姿を懐かしむのではなく、最新の映画を並べてその最後と、これからに向き合おうとする。私も最近は、新作を追いかけることに対してはそれほど積極的にはなれず、でありますし、なかなかどうしたものか。
嶋佐が単独表紙デビューを果たした『お笑いファンvol.2』も購入。ジャケ買いであります。格闘技やプロレスに明るくはないので、詳しくはわからないのだけど、嶋佐に相応しい特集であって、表紙まで飾らせてくれるなんて最高ですね。嶋佐は表紙を担える“顔”であるので、これからどしどしやってほしい。
昨年の12月に出ていた『おお振り』36巻をようやっと読んだ。150kmウォーキング回です。みんなかわいい…というしょーもない感想を残してしまうのだけれど、その感想が適切な気もする。
大童澄瞳『映像研には手をだすな！』待望の8巻。まずもって、図書館のシーンから始まることにたいへん感銘を受けました。ただ私が図書館のハードユーザーだからというだけではなく、それが全編にわたって効いてくるのだ！公共的な空間と私的な空間。つまり、公共的な空間はある種の規制によって成り立つのではない、互いの私的空間を守ってこそ、公共性は立ち現れるのである。学校においても、そして、社会においてもそうなのである。今回の「血」をめぐる表現においてもそうである。あー、『映像研』はマジで素晴らしいマンガですね！
『ウィンブルドン』をあなたは観ただろうか。2003年生まれ20歳の気鋭アルカラスが、史上最多のタイトル数をもつテニス界のレジェンド、ジョコビッチに挑むという、その構図だけでなんとも美しい試合だったのだ。フルマッチは、YouTubeで観ることができるので、要チェック。A FINAL FOR THE AGES | Carlos Alcaraz vs Novak Djokovic Full Match | Wimbledon 2023 - YouTubeなんといってもアルカラスの魅力的なショットの多いことよ。狙い澄ました息を呑むようなエレガントなショットなのだ。また、会場に足を運んでいたエマ・ワトソンやダニエル・クレイグなどといった著名人もエレガントであったわけだけれど、ブラッド・ピットのカッコよさはやはり異常でありました。カッコいい。ちょっとしたヒッピー感というか、野蛮さが含まれたルックが最高なのだよな。
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』ようやっとクリアした。ガノンがいちばん弱かった。
1回目にクリアしたときは、ちぐはくでガチャガチャな装備のまま挑んでしまったので、“リンクらしい”装備で再戦しました。いやー、しかし、『ゼルダの伝説』大変すぎだ。新作『ティアーズ オブ ザ キングダム』をやるには、もう少し休憩が必要。
音楽はくるりが最高。『In Your Life』は名曲ですね。
![What Was I Made For? [From The Motion Picture "Barbie"]](https://m.media-amazon.com/images/I/41PJ5+jHHdL._SL500_.jpg "What Was I Made For? [From The Motion Picture \"Barbie\"]")
ビリー・アイリッシュの新しいシングルも好き。『When We All Fall Asleep, Where Do We Go?』も最近よく聞いているのだけど、やっぱいいよねと思います。マリノスYouTube『THE DAY』では、宮市のリハビリ密着動画。靭帯をやってしまってから、わりと短い期間で復帰できたわけだけれど、海外では苦しみの長いシーズンを過ごしたわけであって、このホスピタリティの精度、もしくは宮市へのフィット感といったものはどうだったらだろう？と気になってしまった。早めに海外での挑戦に一旦見切りをつけ、Jリーグでやっていたら、違ったキャリアを描けたのでは？と考えてしまうのだ。オードリーは東京ドームへ向けて、若林のYouTubeチャンネルなどが意欲的に更新されているけれど、私は以前までのような愛着を『オードリーANN』に覚えていないし、一応聴いています…というような感じになりつつある。果たして、東京ドームのチケットを取るべきか、というのが最近の悩みである。
vol.56｜THE DAY｜チーム密着ドキュメンタリー - YouTube
Stretch Armstrong at 214 Mulberry - YouTube
マシンガンズ、YouTubeちゃんとやりますのご挨拶の動画。 - YouTube
【ヒャダイン×永野】全芸人＆ミュージシャンに業界の狂犬(室内犬）が吠える！才能・金・笑い・POP・真のオルタナとは？ - YouTube
【前編】AKB48千葉恵里が街で声をかけて新規登録者100人達成を目指しました - YouTube
オードリー若林とサシ対談file.002初代ディレクターであり一番近くで聴いていたリトルトゥース”ヨシキＤ”宗岡芳樹 - YouTube
THANK YOU JAPAN! 💙 | INSIDE CITY 436 | ASIA TOUR 2023 - YouTube
LE SSERAFIM (르세라핌) 'Jewelry (Prod. imase)' LIVE CLIP - YouTube
(MV)오마이걸(OH MY GIRL)_여름이 들려 (Summer Comes) - YouTube
