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『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』ゲスト : ニューヨーク

f:id:You1999:20210422094619j:image『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』のゲストとしてニューヨークが出演。佐久間宣行と屋敷の業界を深く潜るようなトーク、そして、その周りをふわふわと漂う嶋佐の面白さありと大変充実した内容でした。さて、このエントリーでは、ニューヨークの『オールナイトニッポン0(ZERO)』への帰還(ゲストではあるけれども)を祝して、今回の放送に出てきたキーワードをいくつか拾って、トピックごとにとりとめなくまとめていきたいと思います。

 

〈『ゴッドタン』-芸人ラジオサミット 次世代ラジオ芸人SP-〉

佐久間「2017年のラジオ芸人で初めて『ゴッドタン 』に来てくれたのよ」

屋敷「オールナイトが終わった直後に…」

佐久間「おれ結構ニューヨークのANN0が好きで、呼ぼうと思ったんだけど、なかなかスケジュールが合わなくて、やっとスケジュール合ったら、終わってたんだよね笑」

2017年6月10日放送。7年ぶりのラジオ芸人サミットで、三四郎、ニューヨーク、アルコ&ピースの3組が出演。3組とも特設ラジオブースでオープニングトークを披露し、その後ラジオで起こったエピソードを話す。ニューヨークのOPトークは神田沙也加と村田充の結婚をいじるというもので、

屋敷「舞台で共演して結婚って、一番恥ずかしいからな!役者が舞台で知り合ってホンマに好きになるって文化祭の高校生みたいなことしてるから」

嶋佐「視聴者騙されてるな」

屋敷「騙されてるよ、公私混同してるわけだから。そこは恥ずかしいことだってニューヨーカーの皆さんは知っといてくださいね、何もオシャレじゃないですから、役者同士の結婚って。ということで、ニューヨークのANN0 今夜も最後までお聴きください!」

嶋佐「それでは今日の一曲目いきましょう!アークティック・モンキーズで『R U Mine?』」

屋敷「誰やねん!それ」

劇団ひとり、小木から「何で終わっちゃったんだろうね〜」、矢作から「後腐れある?」と聞かれると、屋敷は「ニッポン放送の社員さん、内部グチャグチャです」と答えていた。その後は、ANN0初回でリスナーへのドッキリをしてどスベリでしたことを報告。

【佐久間宣行のANN事件】

この放送では、アルピー平子が佐久間宣行がANNRをやったことも報告し、解説員として参加していた川野と共にイジっていた。

平子「まあ流暢にお喋りになられて…」

川野「ずっとガラスの向こうのスタッフに『おいおい、そんなことまでやらせるのかよ』ってみたいな“勘弁してくれよモード”でずっと最後までやるんですよ、それがちょっとイラッと」

矢作「やりたいのに、やらされてますわーって!!」

ひとり「保険かけてんのよ自分に!言われてみれば言ってた!!」

 

〈『かまいガチ』ニューヨーク悩み相談〉

屋敷「今は悩みないですかって聞かれるのが多い時期ですね」

佐久間「言ってたもんね、かまいたちがね、毎回お前らの悩み聞いてるわって」

嶋佐「週に3日くらい、かまいたちさんの違う番組にゲストで呼ばれて悩み相談してました」

2020年12月15日放送。売れてない芸人がテレビに出るには特技しかなく、そのあとは悩みが聞かれることになるというのが現在のバラエティ番組の縮図だと言う屋敷。

濱家「最近、先輩への悩み相談でしかテレビ出てないっすよね、ニューヨーク」

山内「悩んでる悩んでる詐欺辞めてもらっていいですか?」

屋敷「早いっす、悩み聞いてからにしてくださいよ」

濱家「どうせ今後どうやって行ったらいいんですか系でしょ?」

嶋佐「そうですけど!」

山内「今年あなた方の悩み聞くのもう4回目です」

ここでの悩みは「来年こそは冠番組を持ちたいがその方法がわからない」というものだった。かまいたちからの回答は

山内「(企画段階で)冠番組をやりたいですって言っても、なんでかまいたちやねんっていう理由がいる、と。周りを黙らすための。たまたまそれが去年のM-1グランプリに反響とかで、納得してくれるようになったっぽいなっていうだけ」

屋敷・嶋佐「はあ〜〜〜」

濱家「その『は〜〜〜』は何回聞いた?」

「企業案件はどうやったら増えるんですか?」という悩み相談にも「近道はない!」とのことで、山内から「今年M-1優勝できなかったから、1月から毎月1回単独ライブ ネタ10本」を提案されるも、渋い顔で「絶対嫌だ」と即答していた。

濱家「だから最初に言ったじゃないですか、悩み持ってくるけど聞き入れないんですよ!」

山内「二度と呼ばないでください、この相談のコーナーに」

 

〈ニューヨークのオールナイトニッポン0(ZERO)〉

佐久間「ラジオ本当は向いてるもんね、ニューラジオめちゃくちゃ面白いじゃん、ANN0ね、早すぎたよね」

嶋佐「いや、でもあれは抜擢してもらった感があったんで。ほんとに別に何にもない時に急に選んでもらって、まあ、オールナイトニッポン 0(ZERO)って長く続くことって珍しいじゃないですか。だから僕の中では全然ありがたかったというか」

“早すぎた”というけれども、私はそれくらいの方が良いのではないかと思っている。燻りながらも確かに燃えているその命の火をラジオというものは繋いでいくことができる媒体であるし、今のニューヨークがあるのはANN0があったからで。金持ちばっかりの『ANN0』じゃなくて、救いの手を差し伸べるような枠も用意してほしいところです。

『ニューヨークANN0』最終回で、「ラジオやったけど、何にも変わらなかったな」と言っていた嶋佐が「ありがたい」と話していたのはとても良かったですね。5年後とかにしっかりと結実するのだ。

ラブレターズオールナイトニッポン0(ZERO)】

佐久間「やるのが早すぎた系のパーソナリティが何組かいて、ニューヨークと四千頭身だった、と。だから今やってたら長く続いてたと思うんだけど、いつやっててもすぐ終わったのはラブレターズだよね!」

屋敷「そんなことないですよ、一番ラジオ愛ありますからね。落ち込みますよ」

嶋佐「会ってねーなー、ラブレターズさん」

ラブレターズにもきっとラジオからの力強いファンがたくさんついてきていると思う…そのはず…「みんなラジオ聴けよ」と愛に溢れた回はいつだったか。音源はあるかなあ。

 

〈『ロンドンハーツ』M-1終わって3ヶ月ファイナリスト中間報告、『芸人サバイバルトーク!上田に火をつけろ』〉

キングオブコント』準優勝、2度の『M-1グランプリ』決勝を経て、『ロンドンハーツ』などに出演することが可能になってきたニューヨーク。その舞台に上がったことで、第7世代の孤独を想像できるようにもなった、と。

屋敷「俺らが、見取り図さんとかマヂラブさんとかとキャッキャッやるときに、四千頭身ポツンとか、ぼる塾もおるとかいうときに、うわ〜これ俺らが『ロンハー』とかで居心地悪いときの空気になってないかあ、みたいな」

屋敷「単純にテレビに出だすようになって、第7世代の苦悩とか孤独とかがなんとなく想像できるようになったんですよ。それまでは俺らが出れてなかったんで、ただただ羨ましがる存在だったんですけど、なんとなくその景色が見えると、これはずっと辛かったんやろうな〜って」

 

〈『爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!』〉

2020年11月22日放送。その第7世代の孤独を霜降り明星に聞いてみたのが、シンパイ賞。2020年特別面白かったテレビのひとつで、いわゆる孤独回。孤独かい?

嶋佐「孤独かい?どんどんどんどん売れていったら、それまでやってきた人たちと会わなくなっちゃう。霜降りとかだって華やかで売れててさ、側から見たら。本当は寂しいんだろ?」

粗品「何がやねん」

嶋佐「昔からやってきた仲間は出れないじゃん、孤独だろ?そこどうなの?」

粗品「孤独だよ…」

ニューヨーク「やっぱりなー笑笑、修羅で孤独やん!!」

せいや粗品に言わせんなよ…粗品は言わないようにしてたんだよ…」

屋敷「修羅で孤独やったんかい!」

せいや「正直しんどいよ…毎日」

粗品「最近様子おかしいんですよ、たしかに」

せいや「ニューヨークさんの言ってることまさにそうすよ…」

屋敷「せいやなんて友達いっぱいおったやん」

せいや「そういうイメージでしょ?毎日いろんな現場行って、タクシー乗って、家帰って、そのために寝て、また現場行って、その繰り返して何にも残ってない」

ニューヨークのケタケタ笑ってあげるのが最高で、1番苦労してきたりんたろー。が「売れても孤独じゃないよ!」と言っていたのも良かった。

 

〈AbemaTV『アベマショーゴみちょぱ

2016年12月~2017年3月放送。火曜日レギュラー。K-1WORLD GPスーパーフェザー級王者・武尊とMCをするという異色な番組。ゲストそっちのけで3人でわちゃわちゃ楽しんでしまうことが多々あって、このあとの炎上への流れはあったのかもしれない。

嶋佐「俺らが4年くらい前にAbemaTVで昼に1クール、トーク番組やらせてもらってたんですけど」

屋敷「いろんなゲスト来てガッツリトークするっていう」

嶋佐「そこに売れる前のみちょぱが来たんですよ、いつのまにかあれよあれよと売れてしまって」

今思うとゲストはなかなかすごくて、みちょぱchelmico、虹色侍などなどこれから売れる人たちをしっかりとキャッチしていたし、ニューヨークも良さをだせていたと思う。みちょぱのことはANN0でも言及されている。

屋敷「みちょぱさんに(バレンタイン)もろてんすよ、みちょぱ知らないですか?ちぃぽぽの化け物みたいな」

嶋佐「藤田ニコルみたいな」

屋敷「そうそう、Popteenの神7みたいなのがいるんすよ、それの1番強いやつよな?みちょぱって」

嶋佐「知ってます?フォロワーも60万人くらいいて、あの人さ、めちゃくちゃギャルなのよ、現役女子高生で、18歳。もうさすごくない?」

屋敷「ビビったわ!18歳すよ?まず身長が嶋佐の2倍くらいあるんですよ笑、すっごいスタイル良かったやん」

嶋佐「身長2倍もないけど、見た目はね、もう25歳くらいだよね。上半身ははだけたセーターみたいなので」

屋敷「背中はびんぼっちゃまくんくらい裸、背中裸!」

嶋佐「背中裸!」

屋敷「で、脚クソ長い」

〈中略〉

屋敷「もう俺らのことも手玉にとるしね、武尊さんにだけデカいチョコ渡して、俺らには小さいチョコ渡して、ちょっとちょっと!みたいなのもできるし。それで番組でゲストのおすすめのもの食べるんすけど、みちょぱさんが選んだのが利久の弁当すわ、1700円、すごいよ」

嶋佐「昨日も焼き肉2軒はしごしたんですよって」

屋敷「それも1軒目で焼肉食べて、2軒目はビビンバが美味しところあるから行こうってな」

嶋佐「これからどうなっていくわけ?もう出家すんじゃない?マジで」

屋敷「するかもな、寂聴みたいな笑、もうなにもないんやから」

嶋佐「どうなってくのか見たい!25、30とどういう人生を歩んでいくのか」

屋敷「ずっと忘れんとこ、みちょぱのこと、これからも」

嶋佐「10年後くらいに俺のとこ来てくれねえかな?」

屋敷「嶋佐とみちょぱが10年後結婚したら、俺はめちゃくちゃ泣くわ、結婚式で。ずーっと俺が喋るわ」

嶋佐「すごいなーマジで、あの人すごいわ」

屋敷「すごい、すごい、本当にすごいと思うわ」

2017年2月26日『ニューヨークのオールナイトニッポン0(ZERO)』

5年前だけれど、めちゃニューヨークのトークで良いですよね。

 

〈ゆっくりしたい〉

嶋佐「最終目標はゆっくりすることなんで」

佐久間「ある程度稼いでね」

屋敷「俺はさまぁ〜ずさんとかそっちとか、真っ黒なおじさんになれたらな、と」

最終的にはちゃんと休みも取って、健康的に過ごしたいというニューヨーク。

嶋佐「車とか全然いらないっす」

屋敷「本当いうとお金もそんなにいらんのかもしれないんですよ」

嶋佐「週2休みで、年に1回海外に行くみたいな、ライフスタイル的なカッコ良さ…」

大竹「それはやれてるかもしれないわ」

屋敷「それは吉本だと難しいかもしれないです。俺は吉本初のさまぁ〜ずさんみたいな芸人になりたいんですよ!」

三村「休みもそこそこあって、海外ロケもあったり。プライベートで行ってんのか、仕事で行ってんのかわかんなくなっちまった、みたいな」

屋敷「あ〜最高です!」

金属バットとも一緒にその楽に生きる、理想的な芸人生活を考え、話している。


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金属の場合はもう少し違うかもしれないけれど。

小林「なるべく働きたくない」

屋敷「それは俺らも一緒なんですけど」

友保「楽して金稼ぎたいよなあ」

嶋佐「そうっすよね、でも東京で金持ちになりてえとかはないんですか?芸能人と会ってとか」

小林「月14万円を一生やりたい」

友保「ありやな、生活できりゃな」

屋敷「テレビ欲もないすか?」

小林「ないない」

友保「いややわぁ」

小林「毎週日曜日NGKワンステだけ」

屋敷「あ〜師匠ぐらいのギャラもらって」

小林「で、14万」

屋敷「気持ち悪〜、ワンステ3万くらいで、それが月4?で、14万?前例がねえっす、そんな漫才師」

小林「6連休」

嶋佐「わかりますけどね〜」

屋敷「わかります。それでもうちょい欲しいけどな、俺は」

 

吉高由里子

屋敷「吉高さんはやっぱすごかったっすね。ヒロミさんとかも中学生みたいな顔してましたもん」

嶋佐「もうメロメロなってましたから、全員が」

佐久間「吉高さん相手だと」

屋敷「なんか絶妙な、説明難しいすけど、ほんとに夢中になってまうし、この人のこと好きになったらボロボロになるな、みたいな。そういう感じがプンプンしました」

佐久間「あ〜この人のことを好きになったら、身を持ち崩す」

屋敷「はい、おかしなってまうな、だから俺はここで止めておこうって」

嶋佐「なんかめちゃくちゃ想像しちゃうんですよね、飲みに行ったこととか」

佐久間「どうなんの?」

嶋佐「そしたらね、なんか意外といけちゃうんじゃないかなぁ、って気持ちにもさせてくれるんですよ。絶対いけないんですけど」

吉高由里子の魅力について話す『ニューヨークのニューラジオ』


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芸能人についての話で言うと、5年前、『GirlsAward』に出演したときの話が面白い。終了後、そのまま現場に残って長澤まさみを生で見ようと決意した嶋佐だったけれど、居心地の悪さから30分で帰宅してしまったことを後悔するという話。

嶋佐「(お前なんでまだいるんだよっていう)スタッフさんからの目に耐えられなくて、30分で帰っちゃったんですよ。待てなかったんですよ。帰りの電車の中で、長澤まさみ見れるチャンスがあったのに帰っちゃってる自分がいて、俺染まっちゃったんだ…とそのとき思って。昔の素人時代だったらどんな手を使ってでも見るだろ?長澤まさみだぜ!?俺はまだ全然売れてないくせに、帰ってる自分に悲しくなって。もっと考えたら、速攻で帰ったお前なんなんだよ」

屋敷「いや、わかる、全く同じこと俺も帰りの電車の中で考えて、このあと2時間待ったら、有村架純さんとかも見れたわけやんか、あのままおったら」

嶋佐「アイアムアヒーローのね」

屋敷「そう、有村架純さんなんか、『いつ恋』ずっと観てて、『ビリギャル』も観て、今1番俺の中で旬な人なのに、余裕で眠たいから帰って寝ようって…。俺も染まったなって。そのとき思ったよ」

嶋佐「染まってるよ!お前」

屋敷「嶋佐どうかわからんけど、俺なんて普通のやつより芸能人好きやった気するねん。そうやで、だって学生時代、スピードワゴンさんと号泣さんが学祭来たときに、生で見たすぎて控室の職員室みたいなとこを窓からへばりついて見ようとして、クソキレられたですよ、マネージャーに。それぐらい井筒監督が来たときとかもいの一番に見に行ったりして…」

嶋佐「俺は大学生になって、山梨から神奈川に出てきて、平山あや大好きで、平山あやを万が一、街中で見かけたら家までついていこう!って決めてたんだから。大学生のとき。そんな俺がね、長澤まさみを20分も待てずに帰っちゃったんだから!染まったなあって思ったよ」

屋敷「ホンマやなあ、芸能人見たくてADになったみたいなとこあったからな」

2016年4月4日『ニューヨークのオールナイトニッポン0(ZERO)』

5年前に染まってしまったことを話していたニューヨークだったけれど、しっかりと売れて芸能界に飛び込んだこれからのニューヨークも楽しみですねー。