昨日の今日

KINOUNOKYOU

お笑いとテレビと映画と本と音楽とサッカーと…

ある日「2020年8月15日」

ムーン・パレス (新潮文庫)

ムーン・パレス (新潮文庫)

 

それは人類がはじめて月を歩いた夏だった。

ポール・オスター『ムーン・パレス』

本を読もうと思ったのだけれど、ダメだった。あんまり集中できなくて、結局テレビを観てしまっている。甲子園。高校野球。東京の国士舘高校と福島の磐城高校*1の試合。国士舘のピッチャーがめちゃイケメンだ。なんだか野球っぽい太腿ではなくて細くてスラッとしている。茶色い野球帽もカッコいい。それにしても本当に暑そうだ。今年はいつもと違って一試合だけのエキシビジョンマッチらしいけれど、できないよりは全然いいんだろうな、とか思いながら携帯を触る。野球を観るのにあんまり集中力が続かないのだ。攻守が変わったりしているうちに飽きてしまう。

あだち充『タッチが』が期間限定で無料公開されているので初めて読んでいる。なんとなく話は知っていたけど、本当に面白いんだなあ。スローモーションにしたり静寂にしたりする技巧が堪らない。25巻238話『ゴメンなの巻』おおきく振りかぶって、投げた!ページをめくると飛び込み台から女の子が落ちていく…。ドボン…。水しぶきがキラめく…。そして、ボールはミットの中に…。「ワァーッ!!」と大歓声がラジオから流れる…。すごく気持ちの良いコマ運びだ。その流れでひぐちアサおおきく振りかぶって』の最新刊をめくった。僕の野球マンガといったらやはりこれだ。みんないい奴なんだよ。それだけで本当に泣けてくるのである。城定秀夫『アルプススダンドはしの方』を観たいなあと思いながらなかなか観れないでいる。

チア男子!! (集英社文庫)

チア男子!! (集英社文庫)

 

空が青いから、制服のシャツの白色が余計にまぶしく見える。応援席が騒がしい。首にタオルを巻いたたくさんの高校生が、同じ色のメガフォンを口に当てて何か叫んでいる。

朝井リョウ『チア男子‼︎』


【バルセロナ×バイエルン|ハイライト】バイエルンが歴史的な8ゴール大勝!ミュラーが2ゴールの活躍|UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝 | 2019-20

バルセロナが負けた。相手はバイエルン。ドイツの強豪ではあるのだけれど、結果があまりにも衝撃的な2-8という酷いものである。僕はバルサのティキ・タカ*2世代なので、特別ファンというわけではないのだが、この没落には悲しくて悲しくて泣いてしまうほどだ。毎年見るあのメッシの顔をもう観たくないので本当にインテルかシティに移籍してほしい気もする。

映画『子供はわかってあげない』が2021年に延期となったのが悲しくて漫画を手に取った。夏というのはあんまり好きじゃないけど、もしかしたらいいものなのかもしれない!と思わせてくれる漫画だ。優しい線で優しい物語が描かれている。

子供はわかってあげない(下) (モーニング KC)

子供はわかってあげない(下) (モーニング KC)

  • 作者:田島 列島
  • 発売日: 2014/09/22
  • メディア: コミック
 

とかなんとかゴロゴロ読んでいたら眠くなってしまった…。暑い…。

*1:ゴー☆ジャスと佐久間宣行の母校

*2:パスサッカー。セスクの0トップとかには小学生のころ興奮していました。