もう6月も終わりだ。早い。早すぎる。誰か時を止めて…と嘆いてしまいたいほどだ。そんな願望をちょっとでも叶えようとしてくれているのか、テレビは時を戻して再放送祭。『逃げるは恥だが役に立つ』『ぼくは麻理のなか』『中学聖日記』(今は『SPEC』)なんかを放送していた。ちょうど観てしまう時間にやっているんだな、コレが。ぼおーと観ちゃう。中学生日記に出演している小野莉奈が眩しすぎて、眩しすぎて。『3月のライオン』を観てからというもの、有村架純をどんどん好きになっていくし。僕の家のテレビはWOWOWが映らないやつなので『有村架純の撮休』が観れなかったのは本当に残念。坂元裕二脚本の『花束みたいな恋をした』も楽しみですね。この前やっていたテレビ朝日ドラマSP『スイッチ』も良かった。
岩井勇気がハライチのターンで「スラムダンクを読んだことがない」話をしていたので、久しぶりにNetflixでアニメ版を観たりもした*1。水戸洋平ってカッコいいですよね。でも、やっぱりバスケ漫画は『あひるの空』派なので、百春(ももはる)と円(まどか)の関係を追いかけます。マンガワンで『響 〜小説家になる方法〜』を期間限定公開されていたので一気に全話読んでみたけど、面白いのか面白くないのかあんまりわからなかったなあ。小説への認識が極端じゃありませんかね*2。それとこれはまた別の話なんだけど、主人公の鮎喰 響を平手友莉奈に背負わせてしまったのは、ハマり役なんだろうけど、平手友梨奈の演技を求めているというよりも、“平手友梨奈”を求めているという感じがして、なんだかなあ、と思ってしまいました。まあ、でもそういうもんか。『チェンソーマン』をちょっとだけ覗いてみたんだけれど、推進力が凄くてグングンページをめくれて楽しかった。『鬼滅の刃』の丁寧なんだろうけど、微妙に低速な感じにあんまりハマれなかったので、これくらい「ギャアーハッハハア‼︎」って振り切ってくれた方が読みやすいかもなあ。共通点として『チェンソーマン』も『響 〜小説家になる方法〜』もどっちも暴力的です。今月は久しぶりに漫画をたくさん読んでた。インソムニアは3巻とかなので、スッと読めます。
町屋良平『1R1分34秒』はいろんな人があちこちで褒めていて、いつか読もうと思ってなかなか読めずにいたので、この期間に読んでみたものの、分量としてもサラッと読めてしまう短かさで、試合のシーンも割とあっさりしていて、もっとこう…泥のような小説を期待していたので物足りなかった…。少しハードルを上げすぎたのかもしれない。角田光代『空の拳』のボクシング描写もまたちゃんと読もう。三都慎司『アルマ』は描き込みがすごくて、まず画をつくる細部の線でもって楽しめます。SFとしてのストーリーの転換も上手で、人物の説得力というか、目で語る描写にも震えてしまう。めっちゃ面白いです。保坂和志も久しぶりに読むといいですよね。簡単な言葉で難しいことを言っているので、思考がグルグルと身体をめぐる。日常にあるすれ違う会話も、なんともなくそこにただ存在していて、読んでて落ち着くのです。金スマを観てから、オードリーが載ってるやつを本棚から引っ張り出して読んでしまった。
ーちなみにお二人は、友達が多いタイプですか?
若林:僕は少ないですね。
田中:僕も少ないですね。ダメなんですよ僕、気を遣う飲み会にホント行きたくないタイプだから。
若林:あるよね、「気を遣う飲み会」(笑)
田中:ホントに嫌なんですよ。はじめましての人とかと飲んでご飯食べたりすることもあるけど、基本的にはいっつも同じ人としかいないっていう感じですかね。でも、自分の全部を預けられるような人は何人かいるから、もうそれでいいやっていう。ホント、狭く深く、です。
※
若林:未熟な自分を向き合う感じももう飽きちゃって、「夢を叶える」みたいな気持ちは一切なかったですよ。「M-1で決勝行く!」とかいうのもなかったし、通り魔的な感覚でネタしてるから、爪痕を一発だけ残してやめてやるぐらいの感覚で。せめてそのぐらいはしないとね、自分に折り合いがつかないから。
田中圭とオードリー若林の対談。なんか同じ空気を吸ってそうで安心。他にもジョージ朝倉のインタビューとか、新井英樹×諫山創の対談とかもあったりして、けっこうたっぷりな内容でした。なんかものすごく時を戻したくなってきている。松陰寺…。
眉月じゅん『九龍ジェネリックロマンス』もやっと読んだ。めちゃいい~。瑞々しい〜。
宇宙空間を描いている映画ですけども、宇宙空間というのは本来ならば、無音で描かれるものなんですけれども、スターウォーズだったら、爆発する音とか、砂嵐の音とかも、全て有音で描かれていて、無音であるはずのところが有音で描かれていて、それが逆にリアリティを生み出すというのが、映画ならではの音の使い方だなぁ、と…
6月14日深夜に『シブヤノオト』を観ていたら、スターウォーズの魅力について熱量高く話しているmiletを目撃。大好きになってしまった。CDTVライブライブにも出演していて、同じく出演していたあいみょんとパシャリ。
あいみょんさん、楽屋が隣で興奮しながらご挨拶させていただきました。お忙しい中ありがとうございました!すごい、本物のあいみょんさん。『裸の心』ずっと聴いてます。裸の心 抱えて。胸がギュッとなってしまった。ただただ素晴らしかったです。きゅん#CDTVライブライブ#TBS pic.twitter.com/esw0uoIQOb
— milet(ミレイ) (@milet_music) 2020年6月22日
2人とも美しい…。てか、あいみょん『裸の心』すごく良くないですか。たまにラジオで流れてくることがあるんだけど、いったん動作を止めてしまうくらいに聴き入ってしまう。
あいみょん - 裸の心【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
MVも素晴らしく良くて、監督は山田智和。今回はいつにもまして真っ暗だ。その中で一際輝くあいみょん。TBS火曜ドラマ『私の家政夫ナギサさん』も早く観たいなあ。『Sai no kawara』という衝撃的なミュージックも上半期の最後に滑り込んできた。佐久間さんもオールナイトニッポン0でチラッと紹介してましたね。
東京03『隔たってるね。』は今更という感じだが、ようやっと観ました。おぎやはぎ小木「どうせ面白いから観ない」というスタンスで、僕もなんとなく観ていなかったんだけれど、観ました。当たり前のように面白かった!概要欄を見ると関わっている人の数が多くて、うへぇ、すげえなぁ、と嘆息してしまいました。クオリティが高くて、それに荒がないのってすごいですよね。もれなく全部面白い。
バナナムーンでのジャニオタ結婚放送回で、めでて〜と和んでいたら、そのあとの霜降り明星ANN0のポケひみ回に痺れた。聴いている全員の耳をお笑い濃度100%に漬け込んでしまおう!と大暴れするせいやにめちゃ笑いました*3。深夜3時の真っ暗闇に始まり、怒涛の2時間を終えて、朝5時になると、カーテンの隙間から朝日が差し込んでくるという。切ない暗闇であっても、いずれは白日が待っているんだ*4。それを笑いまくって乗り越えてしまう霜降り明星をまた大好きになりました。けど、カタルシスたくさんに語ってしまうのは気をつけなければいけないなあ、というのも同時に思っていて、周知させる事柄の精査っていうのは本当に考えなければいけないし、僕らも無闇に飛びついてしまってはいけないなあ、とも思いますよね。あと、せいやが憧れているものが脈々と続いてきたお笑い史にあることは、今回の放送でも明確に表明されたわけだから、第7世代とかを背負わなければいけないのは、もう本当に嫌なんだろうな。
一方で、6月13日『空気階段の踊り場』は馬鹿馬鹿しくて楽しかった。担当を外れることになったマネージャーへのプレゼントをめぐる喧嘩。久々に水川かたまりの叫びが聞けて嬉しかった。『I'sをキミに…』はロマンが詰まりすぎていて最高。『寿司泥棒note』はアフタートークにもかかわらず、47分という、かつてのバナナマンpodcast。もぐらが高円寺で新たなシーズンを始める『I'm bak』も良かった。空気階段はほんとに哀愁がある。鈴木もぐらの“歯”トークは激面白トークでした。笑いすぎた。
『水曜ACTION』で#FFFFFFTという白Tシャツ専門店の特集をやっていて、僕もこれさえあれば間違いない!という1枚欲しいなあ、と思った。その白Tシャツを10枚くらい揃えてニヤニヤしたい。なんなら靴下も同じ白いやつで揃えたい。翌週のCreepy NutsANN0では松永が白Tをしっかり着ていました。#FFFFFFTのやつなんだろうか。Rも菅田将暉が来るからって、シャツを着ているのにも笑っちゃいました*5。Creepy Nuts×菅田将暉『サントラ』をめちゃくちゃにふざけながら解禁するというクリーピーがラジオに根を張りすぎていて笑ってしまった。他にも『おぎやはぎのメガネびいき』タカさん乱入、『爆笑問題カーボーイ』での抗体検査の話*6、『ラランドの化けの皮』*7などなど、ラジオが楽しい6月でした。赤もみじのラジオも一気に聴いて大好きになった。
ホドロフスキー×メビウス『L'INCAL アンカル』がずっと欲しいんだけれど、今年に入ってからさらにめちゃ欲しくなってきていて。しかし、今は絶版になっているので、中古もとにかくめちゃ高くて手が出ない。欲しい人はいっぱいいるだろうに刷ってくれよ!というわけなんだが、そうも簡単にはできないんだろうなあ。kindleで読めばいいじゃないか、と思うかもしれないが、やはり本を読む体験というのは頁をめくるという動作と重さが欲しいですよね。まあ電子書籍でもいいものもありますけどね。古典っていうのは本という重さが欲しいですよねって話です。
サッカーはリヴァプールが優勝した!素晴らしい!第31節クリスタルパレス戦、ファビーニョのミドルが描く美しい直線に歓喜しました。吉田麻也はジェコに散々やられてましたね。
Roma 2-1 Sampdoria | Dzeko’s brace guided Roma to a come-from-behind 2-1 victory! | Serie A TIM
OKAMOTO'S『90'S TOKYO BOYS‟Online Broadcast”』を観た。音もよく聴こえるし、手元もよく見える。しかし、画面で堪能しているので、どうしても“観た”という範疇から出ることはないのが残念でならない。ライブが終わって大勢のファンと一緒に駅まで歩くとかも、“ライブ”に含まれていたんだなあ、と改めて思いしらされた。早くライブに“行きたい”。新譜の発表もあり嬉しい。Pecoriの声が現代ポップスで1番魅力的だと思うのは僕だけでないはず。エロすぎ。
『Nizi Project』の観始めたんだけど、マコ*8が『ジョジョ5部』のブローノ・ブチャラティばりのリーダーシップで、ちょっとズルいくらいにカッコいいです。リマとミイヒもイケイケすぎ。J.Y.Parkの言葉に優しさが溢れまくってるのも安心して観れる~。しかし、みんな良い子すぎて、ふとした瞬間に自分への跳ね返りでむちゃ虚しくなりますわ。虚しくなったことといえば、6月は人の前で発表することが何度かあったんだけれど(ZOOMだから人前といえるかわからないが)、やっぱり緊張しますね。中学生のころ、「大学生とかになったらみんなの前で発表するのなんて、当たり前に余裕になってるんだろうな〜」とか思っていたのですが、全然、余裕にならないし、やっぱ緊張してしまうよなあ。
7月は久しぶりに映画館に足を運べたらなあ、と思っている。『はちどり』『若草物語』『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』とかはなんとしてでも観たい。でも『はちどり』はユーロスペースまで行かなきゃいけないのがしんどいな。ただただ元気になれる動画を見つけたのでお知らせします。『太田上田』ってめっちゃいい番組ですよね。最近の隙間時間のほとんどは太田上田で埋まっています。
7月はとりあえず、『呪怨』と『日本沈没』ですね!『呪怨』の予習としてNetflixで『きみの鳥はうたえる』を観たらスーパー良かったです。しかし、最近すべてのコンテンツを追いきれなくて発狂しそうなので、なにかを諦めるという選択をしなければならないかもしれません。Netflix 『DARK』も観たい…。