昨日の今日

KINOUNOKYOU

お笑いとテレビと映画と本と音楽とサッカーと…

そんなこと思い出してる


Me at the zoo

YouTubeに最初に投稿されたという『Me at the zoo』を久しぶりに観た。なんか良いよな。なんてことのない19秒の動画。しかし、何か奇跡のようなものを感じるのは、やはり最初に投稿されたということが大きいのでしょうか。しっかし、動物園というのがなかなかにメタ的だなぁ。インターネットという見世物小屋へようこそ!という感じだ。

2月14日。深夜。眠たい目をグリグリしながら、ユベントスナポリ戦を見届ける。一度は不戦勝となり3-0の白星として記録されていたのだけれど、何故だか延期試合日が用意されてしまい、不戦勝は白紙に。しかし、頭のなかでは勝っていることを前提に順位表を見てしまうわけでして(ナポリも調子悪そうだったし、余裕に勝てるだろ!って思ってた…)、まだまだスクデットは期待できるぞ!と意気込んでいたのだけども、いやー負けてしまった。幻の勝ち。それも序盤のPKによる得点を守り続けられてしまうという本当に嫌な負け方だ。なんと24本のシュートを放っていたのに得点できず…というのももどかしい。これで首位インテルとのポイントは8差に。一試合少ないことだけが救いだけど、スクデットからは後退だなあ。はあ…。音楽はPale Wavesの2ndアルバムばかり聴いています。2021年から音楽を聴ける身体になってきていることは実に嬉しいことです。

Who Am I?

Who Am I?

 

寒くないふりして実は寒いといういじわる月曜日くんのせいで週の始まりはたいへん怠かった。WeekendのNFLハーフタイムショーを見て身体を温める。ステージセットの足りない分を自腹で$7000000負担してるらしい。もう何が何だかわけがわからない額だ。『文學界』で國分功一郎若林正恭の対談を読む。斎藤幸平『資本主義の終わりか、人間の終焉か?未来の大分岐』につながっていくような話もあって面白かった。

文學界(2021年3月号)

文學界(2021年3月号)

  • 発売日: 2021/02/05
  • メディア: 雑誌
 

あとは、「多様性」とか「ダイバーシティ」とか言われているけど、あれは「差別をしちゃいけません」ということをみんなが共有しているだけで、多様なものを認めているわけじゃないって話をされていて、ルールがあるだけで、それを自分のなかに落とし込む土台ができてないし、実感も伴ってないよねって。でもSNSとかTikTokとかのメディアも忙しいし、みんなも忙しいからね、大変だよねってなって、それで暇が必要だ!っていうのは最もだなと思った。國分功一郎の本、一冊も読んだことないので、近いうちにチャレンジしたい。若林正恭いろんなことを考えている男だなあ。

ロベルトからの手紙 (文春文庫)

ロベルトからの手紙 (文春文庫)

 

内田洋子『ロベルトからの手紙』を読んだ。イタリアの市井の人を書いた短編小説集。もしくはエッセイ集かもしれない。一つの話がだいたい15〜20ページくらいと短くて読みやすいし、とっても綺麗な文体で、その土地の空気を感じることもできるので、めちゃおすすめです。好調を維持し続けるミラノ勢の街並みをストリートビューで眺めたりもしました。表題の『ロベルトからの手紙』では、ミラノに住むサッカー好きの少年、ロベルトのことが書かれていたりする。ミランだろうか、インテルだろうかと気になるけど、そういうのにはあんまり言及がなくて、歪な親子関係でもって物語は進められていく。もうちょっと長くてもいいなと思ったり。

note.com

ニッポン放送ミューコミプラス』が終わるらしいという報せと共に吉田尚記のnoteが更新。24時台にはTBSラジオが最強の三兄弟を招いてしまったので、最近は聴いてなかったけど、4年、5年くらい前はよく聴いておりました。『朝井・加藤ANN0』『オードリーANN』『久保・能町ANN』とかにたまに登場していた“よっひ”が24時台から居なくなってしまうのはなんだか寂しい気もするな。お疲れ様でした。よっひ。

f:id:You1999:20210210221240j:image眩しすぎる夕方の西日を眺めながら歩いていたら目が痛くなった。家に着いてもちょっとだけ目がチカチカして、なんだか変な残像が残っているし嫌な感じだ。太陽のせいで銃をぶっ放してしまうっていうのもしょうがないよな、わからんくもないと思った。

実は、内向的な人間です

実は、内向的な人間です

 

図書館でナム・インスク『実は、内向的な人間です』を借りて帰ってきたので、早速ペラペラめくる。あんまし面白くなかった。はあ、うっぜーなあってことがたくさん書いてあるんだけれども、ということは、まあ、たしかになあ、ということが書いてあったりすることを認めてしまってるのかもしらない。にしても分け方がステレオタイプすぎる気がする。とにかく、外向的だろうが、内向的だろうが、やさしい気持ちを持とうということなのです。

adieu『やさしい気持ち』を続けて5回見る。なーんて素晴らしいんだ。青い衣装を着ていたのが、赤いのに変わったのはありきたりだけども、やっぱ良いと思ってしまう。今、1番の声を持ってるのは上白石萌歌だ。


adieu [ やさしい気持ち ]

 

パーシー・アドロン『バグダッド・カフェ』を初めて観て、その素晴らしさに震えてしまう。めちゃ感動。『Calling you』も最高だけど、後半のバグダッド・カフェのショータイムがノリノリで超いいのです。繰り返し繰り返しで何回も観て笑い泣く。主人公の女の人が何故あんなに何でもできるウーマンなのかとかはほとんど説明されないのだけども、そうであるからいいし、カフェをずーっと観察する夫も最高だ。

バベットの晩餐会 HDニューマスター版(字幕版)

バベットの晩餐会 HDニューマスター版(字幕版)

  • 発売日: 2021/01/01
  • メディア: Prime Video
 

ガブリエル・アクセルバベットの晩餐会』も久しぶりに観た。『バグダッド・カフェ』とも共通して、外から来た人が救われ、恩返しをするような話なのだけれど、そういうのに心がとても助けられる。

『高校入試』のドラマを一気に観てしまった。久しぶりに観たからか、以前観たときは集中してなかったからか、内容が結構頭から抜けていて新鮮に楽しめた。湊かなえが脚本を務めて、長澤まさみ高杉真宙清水尋也、と良い俳優がたくさん出ているし、ストーリーの進行や全体の質感もいい感じ。長澤まさみの王道のラブストーリーで月9ドラマとかで復活しないだろうか、なんてことを考えた。

高校入試 シナリオコンプリート版 DVD-BOX

高校入試 シナリオコンプリート版 DVD-BOX

  • 発売日: 2013/04/17
  • メディア: DVD
 

 

アメトーーク』の「仲良し同居芸人」を観る。みんなニコニコで楽しそうに話しているの最高!だって友達と『アメトーーク』に出てるんだもんな。そりゃあ、すごいし、楽しいわけです。霜降り明星せいやニッポンの社長ケツのフォルム似てるのかわいい。シソンヌじろうがチョコプラ松尾の結婚式で号泣する話もちょー良かったな。なんだか運命共同体的な友達欲しくなったけど、いや、それもそれでしんどいか、と瞬時に思い直す。

八木類さんのAnimal Collectiveのcoverが最高なのです。八木さんの落ち着いたトーンでゆっくりゆっくり大きな波を起こしていく。


WintersLove (Animal Collective ) cover by Rui Yagi

Animal Collective。幼馴染同士で集まって音楽活動を開始し、進学などで離れ離れになりながらも音楽活動を続けて、2000年8月に1stアルバム『スピリット・ゼイアー・ゴーン・スピリット・ゼイブ・ヴァニッシュド』を自主レーベルAnimalからリリース。ボストンやニューヨークに進学していたメンバーが夏休みに地元に集まり録音したものを元に製作!ってなんだよーそれー最高じゃんかよーってな感じなのである。Animal Collectiveにどうやって入ったかっていうのは、音楽をガンガン掘り進めてというような感じではなくて、サイケデリックで“変”だから聴いていて、そうしたら好きになっていたというような感じだった。尖った良くないやつです。

Sung Tongs

Sung Tongs

 
Merriweather Post Pavilion

Merriweather Post Pavilion

 

名盤2作はもちろんお気に入りだし、『Fireworks』『My Girls』『Winters Love』『Leaf House』『Bruish』とかとかも好きだけれど、1番聴いてたのは『Centipede Hz』『Feels』だと思う。

Centipede Hz

Centipede Hz

 
FEELS

FEELS

 

『Centipede Hz』曲間の繋ぎを意識しているというアルバムであるからして、『Moonjock』から『Today's Supernatural』とか、『Wide Eyed』から『Father Time』とかは本当に気持ちがいい。『Feels』は速攻で耳に馴染む。

映画『CRESTONE』サウンドトラックも配信されますね。

Crestone (Original Score) [Analog]

Crestone (Original Score) [Analog]

 

幼馴染かどうかはわからないけど、YouTubeで見つけた兵庫に住む彼らも最高。青春のなかで音を奏でることの幸福感みたいなものが詰まっていて、嫉妬すら覚えるほどなのですけど。


葛飾ラプソディー/堂島孝平 cover

 

西川美和『すばらしき世界』フラレ・ピーダセン『わたしの叔父さん』、シャノン・マーフィー『ベイビーティース』、ユン・ダンビ『夏時間』、イリヤ・フルジャノフスキー『DAU. ナターシャ』などなど、あとは青柳文子さんが聞き手を務めているテキストを読んで、『モンテッソーリ 子どもの家』も気になってる。子ども最強。

www.neol.jp

 『呪術廻戦』アニメ18話を観る。面白くなくなってきたなーと思っていたら急に面白くなったりするので、油断ができない。『ナルト』中忍試験に音隠れが乗り込んできた時のような感じでいい。

ニューヨークとカナメストーンのライブを配信で観た*1


【密着】同期ツーマンライブで零士まさかの号泣…!?【カナメストーン】

ニューヨークとのツーマンライブってよりも、カナメストーンのライブって感じでした。VTRも家族や友達が出てきまくるという単独使用みたいなやつで、零士は急にスイッチ入ってしまい泣きまくりだし、山口誠はやっぱりめちゃカッコいいですね。ニューヨークはけっこうお疲れ気味だったからなあ。しゃれカナの密着ムービーでも触れられているけど、嶋佐のスニーカーが良い、欲しい。

23時過ぎに福島県沖で地震があった。こっちもかなり揺れた。日本中が否応なく東日本大震災を思い出してしまうという日だった。3.11、僕はどうしていたっけか。グラウンドに集められて、親が来るのを待ったりして、僕の親は来られなかったので、友達のNくんとその親に連れられて帰ったんだと思う。そうして、家に帰ってテレビもつけずにエナメルバッグを背負って自転車を走らせ、サッカークラブに行ったんだけども、いつもの3分の1くらいしか人が来てなくて、1時間くらい練習したら、コーチが「もう今日は帰れ」って言うので、家に帰ったのとか覚えてるな。

『天国と地獄〜サイコな2人〜』を観る。綾瀬はるかはやっぱり最高。この低く抑制された声色って誰かに似ているよなーと数週間考えていたんだけど、藤原さくらかもしれない。とにかく良い声だ。ドレスアップした姿なんてのは言うまでもなく美しいわけです。『日向坂で会いましょう』松田好花が復帰。漢字検定を取ってきましたーっていうの最高ですね。そのあと『佐藤満春のジャマしないラジオ』で泣いちゃってるのも聴いてしまいました。

*1:見取り図とのライブはあんなに宣伝していたのに、カナメストーンとのやつはあんまりTwitterなどでも宣伝していなかったのは、なんだったんだろう