昨日の今日

KINOUNOKYOU

お笑いとテレビと映画と本と音楽とサッカーと…

コンビニをウロウロしながら

日曜日。深夜。『進撃の巨人』The Final Season 第1話を観た!とにかく観たのだ。ついに始まってくれて本当に嬉しい。原作は未読であるので、アニメを観ながら興奮しっぱなしなのです。とりあえず、リアタイで鑑賞し、終了後にそのまま2回目。また次の日にもう1回観て、さらにその3日後くらいにまた観て、と合計4回観てしまった。制作はWIT STUDIOからMAPPAへと変更され、音楽、音響の変化(なんとOPには神聖かまってちゃん!)があり、巨人はCGを駆使しての描写になったことで重量感と硬さみたいなものが確かに無くなってしまった感はあるのだけれど、作画も安定していて素晴らしいのでこれはこれで良いとも思う。海外の反応動画を漁る日々ですので、全部合わせるとものすごい時間を『進撃の巨人』に費やしているのかもしれない。ケイティもリアクション動画をupしてくれてる!


Attack on Titan Season 4 Episode 1 Reaction | The Other Side of the Sea

暴力の人類史を巨人vs人間、巨人vs巨人、人間vs人間と辿りながら、ファイナルシーズンはとうとう戦争である。毎週、日曜深夜にこの物語を目撃していけるのだ。心して向き合おう。佐倉綾音のガビがいい。

ちょっと戻って、月曜日。ニューヨークの『ネプリーグ』出演を見届ける。「俺はここまでくるのに12年かかったぞ!今までお世話になった人に恩返しするんや!屋敷は芸人になりました!!」と吠えて、1問目でミスするのが最高だった。『監察医 朝顔』を観る。なんだかこのドラマの軸である平穏な日常を脅かしてくる出来事が発生してきてなんだか嫌だ。単純にドキドキしたくないのだ。そうであるから『#リモラブ』はゆったり観れていい。ともさかりえが全く刑事っぽくないのはどうなるんだろうか。

Twitterを開くと、小林賢太郎が芸能活動から引退するというニュースが飛び込んでくる。バナナマンラーメンズおぎやはぎの3組が奇跡的に再合流するということはもうないのだろうか、と考えるとちょっぴり寂しい。しかし、もう再会しないからこその『君の席』だ。

今これをやるとなると誰だろうか、と考えても全く思いつかない。こんな最強の3組はいないっすよね。『葬送のフリーレン』1巻と2巻を買って帰宅。

12月2日。NiziUデビューおめでとー。『スッキリ』の出演を録画で観る。もうテレビに出過ぎているので、新鮮さといったものはないんだけれど、みんなかわええ、と見守る。ちゃんと用意してきたのだろうというコメントをしていて、少し想定外な質問をされると言葉に詰まるのが良い。テレビに慣れないで欲しいなぁ、とかクソどうでも良いことを思ってしまう。NiziUのカメレオンを目で追ってしまっている気がするので、完全に推しなのかもしれない*1。『Step and a step』MVは観まくっているのだけど、全く飽きず毎日のように観ている。年内はずっと観続けていられそう。


NiziU(니쥬) Debut Single『Step and a step』MV

色鮮やかなドアが出てくるところで、毎度『チェンソーマン』が浮かび上がってきてしまう。

M-1グランプリ』準決勝。当日になってオンラインチケットが発売されたので、急いで購入して、即視聴。こんなことがあるのか。ありがたい。


決勝進出者 発表会見【M-1グランプリ2020】

ニューヨークは無事に決勝進出。今年の感じだと決勝進出はほとんど決定していたようなものだったのだけれど、ちゃんといけたのを確認できると安心。マヂカルラブリーも良かった!錦鯉にウエストランドというのも激アツですし、おいでやす小田の叫びも聞けるとなると最高すぎるー。これで敗者復活で金属バットが上がってくるなんてことがあったら泣く。とっても良いメンツだ…。今年は例年と違う決勝になりそうでワクワクしています。いつもみたいに今年はこいつで決まりだな、というコンビがいないのがいい*2f:id:You1999:20201212015441j:image発表会見でのおいでやす小田が奇天烈すぎて最高に笑った。ずっと変なのだ。こがけんが喋っているときもウロウロしたり奇声を上げているのとかヤバすぎる。叫ぶときに大ジャンプして欲しい(『路上キス』の屋敷の「なんでやねーん」っていうジャンプみたいに)。それを麒麟の川島が「株主総会か」とか「やっばいサラリーマンですよ」とか冷静に言語化していたのも面白かった。なんか優勝とかしちゃうんじゃないか、とさえ思えてくるのが不思議だ。最後の3組にニューヨーク、マヂカルラブリー、おいでやすこがが残ったらどれだけ幸福だろうか。楽しみだなー。

『Music水曜TheNight』カラオケ忘年会をあなたは目撃したか!まさに神回だった。f:id:You1999:20201212020549p:imageオカモトレイジがただただカラオケを楽しんでいるのにめちゃ笑ったし、ほんとに大好きだと思った。Official髭男dism『Pretender』*3岡村靖幸『カルアミルク』を歌い上げていた。SKY-HIは米津玄師『LOSER』やスピッツ『チェリー』を歌うなどしていて、とっても貴重なものを見た気がした。みんなで歌うDragon Ash『Grateful Days』も最高だった…。これは是非とも定期公演にしてほしいと思うし、次回はR指定も呼んで欲しいな。Rにサザンオールスターズとか歌わせてほしい。いや、岡村ちゃんを歌ってほしい気もする。

バーガーキング。1週間限定でワッパージュニアが半額の180円!!!ということで2個食べた。2個もいらなかった。ひとり5個まで買っていいそうで、5個買っている人もいた。

バーガーキング・ジャパンの公式Twitterを見ると、金属バットの友保がフォローしていた。バーガーキングと友保の関連を何も思い出せない。誰か情報を持っている人がいたら教えてほしい。求む。今村夏子の最新作『木になった亜沙』を読む。

木になった亜沙 (文春e-book)

木になった亜沙 (文春e-book)

 

今村夏子の本はどれも素晴らしいけどこれもまた傑作。人間の世界で生きづらくなってしまった人々が形を変えて、外側から人間の世界を見る。その他にも2つの短編がはいっていて、『的になった七未』『ある夜の思い出』がある。どれも人から別の何かへと姿を変えていくのだけれど、その変化の境界線はほとんどなくて実にシームレス。世界と世界が緩やかにつながっていくなかで、木なったり、的になったり、猫になったりする。それは“命”とか“生”といったものを抽象化していると言っていい。私たちの“生”を一旦、記号化することで、その周りにある状況やモノから別の“生”が出来上がって、そして、新しい別の世界が生まれる。これは漂っている記憶を集めようとしたのだと言ってもいいかもしれない。

記憶する体

記憶する体

 

記憶する体。この本には目が見えない人、耳が聞こえない人、腕がない人と、どもりがある人と様々な人たちが登場するんだけれど、そこには私たちが知り得ない世界論理がたくさん綴られている。そして、私たちがそれを知ろうとするにはいろいろと大変なのだ。

すべからく、学習には抽象化が伴います。

かるたで遊んでいて、「この札」と〈あ〉という音が結びつくだけでは、「あ」の文字を理解したことにはなりません。札に書かれた丸ゴシック体の赤い「あ」と、例えば本屋の看板に書かれた明朝体の青い「あ」が、物理的には全く別のものであるにもかかわらず、同じものとして扱えるようになること。これが「あ」の文字を理解するということです。

〈中略〉

そのように考えると、学習とは結局、あるものを獲得するために、それ以外のものを大量に捨てる作業だと言えます。これが「抽象化」です。

伊藤亜紗『記憶する体』

今村夏子の小説も何かを理解する、世界を理解するというために、大量に何かを捨てているのだと思う。それは、これまでの世界であるかもしれないし、身体であるかもしれない。そうやって、いろんなものを捨て去って、にゅっと現れる何かが私たちであり、あなたなのかもしれない。

ネスレ日本は、麦芽飲料「ネスレ ミロ」3製品について、安定した供給の継続が困難になったため、販売を休止すると発表した。「ネスレ ミロ オリジナル 240g」は、前年比で数量ベース約7倍の注文が続いたという。

注文量7倍 ミロ一時販売休止 - Yahoo!ニュース

というニュースを何気なく電車の中で見て、家に帰るとミロがあった。怖かった。ニュースは近いところにある。f:id:You1999:20201212173446j:image

TRICERATOPSトリビュート』やっぱりベボベは『Raspberry』だった!嬉しい!最高だ!早く聴きたい!


Base Ball Bear「Raspberry」コメント”TRIBUTE TO TRICERATOPS”

チェンソーマン』最終話を発売されてすぐに立ち読みするというあれを実現するために、過去の週刊少年ジャンプを入手して、現在までに追いつこうとする日々。f:id:You1999:20201212032819j:image部屋に分厚い紙の束があるなんて中学生ぶりです。なんだか年末っぽくなってきましたね。

 

*1:というか全員推しだ

*2:いませんよね?去年のミルクボーイみたいに優勝確定演出のコンビっていますか?

*3:『有吉の壁』2時間SPで三四郎の小宮も歌っていた