昨日の今日

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お笑いとテレビと映画と本と音楽とサッカーと…

何処へ行くのか

I'VE SUMMER FILM - YouTube さすがに暑すぎますね。ほんとに良くないと思う。しんどすぎる。夏きらい。昼間の街中を歩いているとき、ほんとに災害急だなあとため息をついてしまう。けれど、そんな夏もちょっとは良いものかもしれない、と思わせてくれるIVEのSUMMER FILMが公開されました。テキストは韓国の若手作家チョン・セランだ。「わたし」と「きみ」の関係を軸にした物語を積み重ね、あなたといれば夏が素晴らしいものになる、世界が変わる!という、いわゆる「セカイ系」とも取れる話となっている。

君といれば夏が全然違う

そして、その世界を颯爽と跨って走ってしまえば、「きみ」と「わたし」の世界は拡張され、また別の世界と結びつくだろうという、時をかける少女レイが走り、ユジン、リズ、ウォニョン、ガウル、イソの世界を横断し、IVEを形作る。『フィフティ・ピープル』も市井の人たちの機微が折り重なり、編まれ、世界を構成するのだというようなものでしたし、「セカイ」を意識するのは彼女の作家性みたいなものなのでしょうか。最近はSFっぽいのも書いてるみたいですもんね。映像の背景で流れる音楽も素敵ですね。

チョン・セランっていうと私がまず思い浮かべるのは、朝井リョウと対談していた人だっけか、という感じなのだけれど、『今、何かを表そうとしている10人の日本と韓国の若手作家』

で2回にわたるその対談内容を読むことができます。2014年と2015年のこと。

チョン:日本の作家たちの当面のテーマは何なのかな、と気になります。
朝井:そうですね。私が日本で実際に暮らしていて感じるのは、「自分とは何なのか」ということを考えすぎるあまり、他者に対して排他的になってしまうというか、自分を確立するために他者を下に下げるというようなコミュニケーションのやり方が増えてきてしまっているような気がします。それは、SNSが流行している中で生まれたものなのかなと感じています。自分を客観的に見られるようになってしまった、その可笑しさのようなものを小説の中でも表現していきたいと思います。p194

昨年、朝井リョウが作家生活10周年イヤーの時に、「〜読もう。」のエントリーをやってみようと思っていたのだけれど、なんとなく面倒であって先延ばしにしていたらあっという間に年が明けてしまったので、結局、書けずじまいでした。朝井リョウが言及している、客観的に見れるようなった可笑しさについてを面白く小説にしているのが今村夏子ですね。『あひる』や『むらさきのスカートの女』なんかがそうであるから、わかりやすくインターネットのことなんかも書いてみてほしいですね。『今村夏子を読もう。2020秋。』

今村夏子を読もう。2020秋。 - 昨日の今日

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をやってから(今村夏子、新刊でましたね!『こちらあみ子』映画も公開されていますね!わたしは『星の子』映画の説明的なものを積み重ねただけの映画化にうーんという感じだったので、今回のはどうなんでしょうかと少し不安です)、2年ぶりに夏に読みたい本の選書のようなエントリーを書いてみました。

本で泳ごう。2022夏。 - 昨日の今日

you18892.hatenablog.com

基本的には海とかプールとか泳ぐとかのモチーフが出てくるものばかりですので、読んで涼みましょう。どれもおすすめです。手っ取り早く読むにはミランダ・ジュライのがいいのかな、とは思います。しかし、アフリカ、南米、アジア、韓国の文学とかあんまり知らないので、なんともない選書になってしまったかもしれない。韓国のやつだと今年の6月に刊行された『5番レーン』とか良さそうな気がする。

トンネ児童文学賞大賞受賞作であるらしい。トンネ文学賞で調べてみるといろいろ面白そうな本がたくさん出てくるので、いくつか読んでみても良いかもしらない。記憶の中からいろいろと探り出してみるのはなかなかに大変だったのだけれど、楽しくもありました。このエントリーで取り上げている村上春樹回転木馬のデッド・ヒート

をとりあえずサラッと再読してみたのだけれど、これ、村上春樹の本のなかでも結構好きかもしれないなあ、と思いました。フジロックの配信観てから、JAPANESE BREAKFASTとハナレグミ

をずっと聴いてしまっている。『光と影』スカパラverをYoutubeにあげてほしい。感動しすぎた。Japanese BreakfastがCheetosのTシャツを着ている写真を見て、私も買おうか迷っている(好きなひとが身につけているものって欲しくなってしまいますよね…最近はポグバがユヴェントス帰還の際に履いていたadidasスーパースターのブラックを買ってしまいました…憧)。フジロックだと小袋成彬が「配信断った。おれの音楽はクーラー効いた部屋じゃなくて、このクソ田舎の苗場で聴いてほしいんだ」みたいなことを言って炎上していたようだけれど、まあそのくらい言うよなあというか、本田圭佑とかもそうだけれど、そのへんはねえ、という感想だった。みんなわりと本気で怒っていたり落胆しているのが、そうなのか、と不思議に思ってしまった。

【公式】「乃木坂工事中」# 371「5期生 スポーツ女王No.1決定戦 前編」2022.07.31 OA を観る。【公式】「乃木坂工事中」# 371「5期生 スポーツ女王No.1決定戦 前編」2022.07.31 OA - YouTube 川崎桜推しになりました。長距離を頑張って走れるの素敵です。700メートルだから長距離ではないけれど、ナイスガッツ!でした。井上和が17歳という事実に目を背けています。27歳くらいであってほしい。『ニューヨークのニューラジオ』で屋敷が「『私が女優になる日』に出てたみんな17歳とかであんなにひとまえで話せたり、未来のこと考たりしていて、ひくわ!」と言っていたけど、めちゃわかる。少しひいてしまう。

櫻坂46のことをあんまり追っていなくて、最近になってぶわぁ〜と『そこさく』を観てみたのですが、めちゃ良い感じですね。初めの頃は追っていたのだけど、途中から欅坂の女子高生の悪いとこを煮詰めたみたいな雰囲気に拒否反応があったので、櫻坂のほわほわした感じ心地よいです。松田里奈さん、ほんっとに良い人そうで憧れる。喧嘩した増本と幸坂の間に入る森田とかも善人がすぎる。何を今更になって言っておるんだという感じですが、天ちゃんすごすぎないないですか?『五月雨よ』のオリジナルな声!に魅了されています。櫻坂46『五月雨よ』 - YouTube 「今このドアを開けるのか/諦めるのか」のとこ!神々しい。胸の前でポンポンと手を叩く振り付けは心がほんわかと温かくなります。ポニーテール天ちゃんは結界師みたいでカッコいいですよね。天ちゃんがこの前のshowroom配信で「夏はいやだな、でもグループに入ってから夏がちょっと好きになってきたかも」と話していて、まさにIVE SUMMER FILMが描いていたことだ!と偶然の共鳴に唸りました。『あざと連ドラ』とか観ていたら藤吉夏鈴さんってスンッ感じなのかと思っていたら、『そこさく』では天然ちゃんだったりするのを知って推せるなあと思いました。

NHKの番組でadieuが『Hello, my friend』をカヴァーしていて、うっとり。うしろにはYaffleもマスダミズキもいましたね。adieuのライブ申し込んだので、絶対に当たってほしい。会場もLINE CUBE SHIBUYAなので良い。いまのところあそこが1番いいなと思っている。『ウ・ヨンウ』第2話を観る。結婚式のスタッフさんなんだか見たことがあるなあと思って調べてみると、『ドライブ・マイ・カー』に出演していたひとでした。パク・ユリムさん。ウヨンウはちょっとキュートすぎますね。

TVアニメ『チェンソーマン』情報解禁生特番を観る。司会進行が野田クリスタルで、「クソすべりの悪魔です」と自己紹介していた。声優陣は新進気鋭の若手を集めたようで、わたしにはあんまり存じ上げない声優さんばかりでした。しかし、パワーちゃんがファイルーズあいというのは…納得ですね。マキマさんの声はもっと官能的なものを想像していたので、んむ〜と思ったのだけれど、コメント欄のみんなが言うように繰り返しTrailerを見ているうちに、もうすでに好きになっていることに気がついてしまうのですよね。

W杯期間中にローマが来日するかも、というニュースに胸を震わせる。ディバラはW杯に行くので来日なさそうだけれど、あの!エルシャーラウィが!来るのならば見てみたい。私の好きなサッカー選手はピルロネイマールとディバラとポグバとエルシャーラウィ…etc

アーセナルの開幕戦を観る。わりとガチャガチャした試合だったのだけれど、個人の質によるボール回しがさすがで、アーセナル全員うめー、と息を呑んでしまった。冨安はまだコンディション不良ということでベンチ外での調整。アーセナルの試合を観るのが楽しい。わたしはもうほんとにグーナーになってしまった。ユヴェントスはもうほんとに悲惨です。キエッリーニがいなくなってしまったことによる安心感の欠如はこれほどのものなのかと落胆していますし、アッレグリがどういったチームを作ろうとしているのかがなかなか見えてこない。今季のリヴァプールも意外と厳しいんじゃないだろうかという感じがする。チーム全体に燃え尽き症候群的な空気感が漂っている。アーノルドの裏ケア問題ってずっと付き纏うのかね。

ずーっと毎週のように悲しい『鎌倉殿』を今週も観る。権力の思惑に翻弄された全成が可哀想でした。頼家が比企能員を筆頭とした領地をたくさん持つ御家人に「土地の再分配をしろ」と命じるシーンなんかは今にも通じるテーマでしたね。代々受け継がれてきたという理由だけで、何故にお前にも所有権があると思ってるんだとか、しかし、大切なかけがえのないひとに財産を残してあげたいというのも普遍なものであるし…相続の妥当性、またしても不勉強です。この先もずーっと悲しいんだろうなと思うと本当に切ない。北条政子小池栄子)が「これいつまでやんの?」という台詞に、ねえ、とつい画面に向けて放ってしまいました。

『ユナイテッドvsブライトン』を観る。ブライトンの完成度が凄まじかった。みんなよく走るのです。良いチームだ。解説の戸田和幸がララーナについて、「リヴァプールのときなどめちゃくちゃに走っている印象だったけれど、今は効果的に走れてますね」と話していて、わかる!そう!ね!と首肯しました。ポッターすごいんだな。ララーナの活躍を見ているとなんだか嬉しくなってしまうのだ。推しクラブから移籍してしまった選手が、移籍先で活躍してるのとても良いですよね。IZ*ONEにしてもそうです。IZ*ONEが台湾でかき氷を食べている動画を観ていると涼みますので、おすすめ!高そうなかき氷!IZ*ONE 에너지 캠 플러스(ENOZI Cam +) 망고빙수 먹방 in 2019 TAIPEI - YouTube