昨日の今日

KINOUNOKYOU

お笑いとテレビと映画と本と音楽とサッカーと…

ホイッスルが鳴ったら。「2023.08」

f:id:nayo422:20230908223555j:image君たちはどう生きるか』を観た。なんだか否定的というか、もしくは称賛するにしても俯瞰的な視点やメタ的に観ている感想ばかりが流れてきている感じがして、おー、そうか、と思ったのだけれど、個人的にはほんっとに素晴らしいなと、ただ思った。テーマ的には、所謂、ナウシカにおける「いのちは闇の中のまたたく光だ」である。より良い未来を描くにあたって、人間の自律的な態度だけに任せることは、もう無理なのであって、堕落や腐敗や暴力が存在することを認めた上で、それでも…という眼差しこそが重要なのである、と。ラブ&ピースしか言えなくなってしまうことの限界と、また理想を夢見るからこその抑圧が存在することを考えなければならない。でも、しっかりと理想を掲げることは大切なんだけど...とも思うわけである。ナイーヴな理想主義になってばかりいてはダメなのだ。しかし、この映画のすごいところは、声優であると思う。私の耳がイカれているのかもしれないのだけれど、初見では誰があいみょんなのか、誰が菅田将暉であるのか、誰が滝沢カレンであるのか、まったくと言っていいほどわからなかった。

8月は、小山田壮平ツイキャスが久しぶりにあって、それを生で聴くことができたことは非常に幸運なことでありました。小山田壮平も『君たちはどう生きるか』を観たらしく、そして、その前に『風立ちぬ』も再見したということで、松任谷由実ひこうき雲』を歌ってくれた。小山田壮平の声はどうしてあんなにも美しいのだろうか。その声を聴くことによって、世界観が変わるというのでなくて、本当に世界が美しいものへと変容しているのを感じることができるように思う。なんだか存在としての美しさを断言してしまうと危ういような気もするのだけれど、あの声を聴いたらそう言ってしまう気持ちがわかると思います。そして、そのために私は彼の声をリアルでは聴けないのです。

「リベンジ夜更かし」という言葉を最近知った。「睡眠時間を削って自由時間を確保すること」であるらしい。私はかなりこの傾向があるなと思う。まず絶対的に夜型であるからして、0時〜4時くらいがいちばん集中して、本を読んだりなんなりができてしまうので、夜更かしはデフォルトで私に合っているのだけど、でも昼間に拘束されていて、夜中も起きているとなると、睡眠時間としてはクソみたいなことになってしまう。そんなクソみたいな睡眠時間であっても、私は夜中になるとなぜか目が覚めて活動的になれるのだけれど、まあ、でも、昼間は眠くもなくただひたすらに具合が悪い状態のようになってしまう。これは本当に良くないので早く寝ればいいのだけれど、まあ頭が働く時間を手放すのも惜しいのであって、まさに「リベンジ夜更かし」をしてしまうのだ。残念です。

音楽のこと。最近のお気に入りの曲は、The Last Dinner Party『Nothing Matters』。The Last Dinner Party - Nothing Matters - YouTube ミュージック・ビデオはソフィア・コッポラヴァージン・スーサイズ』のオマージュになっていたりするのだけれど、そのほかもろもろ情報が少なくてわからないことが多い。注目していきたい。そのほかには、Fred again..Obongjayar『adore u』とか、夏ということで、やっぱり細田守作品のサウンドトラックも生活音として聴いている。おまごるのEPも普通に好きでした。

adore u

adore u

  • Atlantic Records UK
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しかし、やっぱりいちばん聴いているのは、Dominic Fike『Sunburn』であるかもしれない。これ好きすぎるのだ。ほんとうにすき。

あずきバー」50周年を記念して、井村屋の新作アイス「こしあんバー」が数量限定で発売されるとのことなんだけど、これどこにあるのだろうか。f:id:nayo422:20230810011454j:image食べたいなあ、と思ったのだけれど、数量限定というのはどれほどの数量なのだろうか。私は見つけることができなかった(まあ、それほど必死こいて探したわけではないのだけど)。

本のこと。内田洋子『イタリア暮らし』がよかった。私はユヴェントスのファンであるから、

高松美咲『スキップとローファー』は9巻。もう、いいよね〜としか言えないですね。ゴトウユキコ短編集『天国』は近年でも要注目の漫画なのではないでしょうか。

サッカーのこと。8月はサッカーにおいて別れの月間でありました。まずは、マルコス。なでしこジャパンのW杯、スウェーデン戦を観ていたら、広島への完全移籍が突然発表されて驚いてしまった。青天の霹靂。とにかく速攻でチケットを確保し、マルコスとのお別れを見届けるために、日産スタジアムへ。f:id:nayo422:20230902220513j:imageまじでお別れなのか…?と試合中もずっと「???」で頭の中が満たされていたのだけれど、試合終了後、マルコスがピッチに現れ、日産スタジアムのゴールにシュートを放つと、スタジアムを一周して、サポーターみんなに手を振る様子を眺めながら、本当に行ってしまうのだなあとだんだんと実感が湧いてくるのであった。俊輔が去り、縦へ速いサッカーへと転換していくなかでマリノスが必要としていた選手としてやって来たマルコスは、紛れもなくアタッキング・フットボールを実現するための最後のピースであったと思う。Boa Sorte Marcos Junior - YouTube ゴールの数々もどれも思い出深いものである。特にレッズ戦での気円斬パフォーマンスはなぜだか鮮明に覚えている。そして、ネイマールがヨーロッパでのサッカーと別れを告げた。また戻ってくる可能性もあるだろうけれど、この年齢で貴重な数年をサウジアラビアで過ごすということは、まあ、そういうことである。ロナウドとメッシがバロンドールの席を独占していたとはいえ、ネイマールも十分にその席に着く能力はあったわけだし、華もあった。ロナウドとメッシがヨーロッパにいない今、彼がそれを掴み取るチャンスはあったわけなのだけど、ネイマールもまたヨーロッパを去る選択をした。本当にネイマールバロンドールを獲らない、そんな世界でいいのだろうか。しかし、ネイマールがサウジに行ってしまったことは当然に残念に思うのだけれど、30を過ぎた選手が中国に余生を過ごしに行ってしまうなどのこれまでの流れと異なるのは、ラポルトやデミラルといったまだまだこれからって選手がサウジに行ってしまうことである。ちょっと本当にいよいよだなと感じてしまう。

そして、ブッフォンの引退である。ユヴェントス、そしてイタリア代表で活躍した彼は、最後、始まりの地であるパルマで引退を決めた。私が本格的にユヴェティーノになった時、ボヌッチバルザーリキエッリーニが壁のように立ち塞がり、それを乗り越えたとしても、最後の最後にはブッフォンがいるという鉄壁の布陣であったのだ。彼らがまさに2010年代のユヴェントスアイデンティティであり、それが基盤にあってこそポグバやディバラなどの創造性が躍動するのであった。「キエッリーニボヌッチ」「デリフトとデミラル」という組み合わせによるターンオーバーが機能していた時期もあったのであるけれど、それも今や幻想である。さて、今日の有様はなんなのでしょう...。ユヴェントスは優勝しなければならないチームですよ。若手主体でこれから!ってチームではないはずだ。

別れがあれば、再会もある。テレビのこと。木曜『ラヴィット!』にイェナがゲスト出演。IZ*ONEである。そんななか、嶋佐がゲーム企画で勝ちまくるのもおもしろかった。最高だ。ルセラやIVEが『ラヴィット!』出演する日も近いのでは?と夢見てしまう。実現するといいなと思う。『ラヴィット!ロック』もあった。ラヴィット!ファミリーで歌う『明日があるさ』やサンボマスターの歌声に感極まる。来年は会場に行きたい…!

ニューヨーク単独ライブ『虫の息』は現地鑑賞。f:id:nayo422:20231023002528j:imageコロナ禍に入ってからの3年ほどはオンライン配信での視聴だったので、現地参加は久しぶりだった。この3年くらい配信などで観てもなんとなく感想は書かないでおこうと思っていたのは、鬼越の良ちゃんが言うように、「ニューヨークのネタは年々弱くなっている」からであり、また、単独開始1ヶ月前であるのに、「まだ何もできていない」と宣言してしまえるライブって、どうなの?というのがあったからである。単独が開始してからもまだ未完成で、公演を重ねていくなかでブラッシュアップしていくというのに、うーん、と思ってしまう。千秋楽の公演でも、「名古屋の公演は酷かった」と嶋佐が明かしているし、我々ファンからしたら毎年単独をやってくれることは嬉しくもあるけれど、ネタが弱くなってまでも開催する意味はあるのだろうか、と考えてしまう。ニューヨークが賞レースで結果を残したのも、かなり昔に作ったネタであるし、ニューヨークがネタで強かったのは本当に若手の時であったのかもしれない。また、賞レースに参加しないということは明言しているのであって、勝負ネタを作ろう!というのではなくなっているのかもしれない。まあ、でも、新ネタを観れるのは嬉しいことでもある。

大御所声優のネタにおける「湯布院ってどこだよ」だったり、会員制パーティーネタでの「沼津までは現地集合だったんかい、東京まで迎えに来いよ」などのワードは好きでした。

最後にいつものとおり、YouTubeのリンクを貼っておきます。カナメのアントラーズ歴代ベストイレブン楽しそう。私もマリノスでやってみたい。『HOT LIMIT 3分クッキング』は最近のニューヨークチャンネルでも神企画。こういうのがいいよね。

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