海になりたい。「2023.03」

f:id:nayo422:20230413233226j:image 4月も終わってしまうけれど、3月のこと。『ロングバケーション』がTVerで配信されていたようで、みんながその物語と山口智子に夢中になっているけれど、「いや、私の方が山口智子好きだからな」という嫉妬心に駆られてしまう。しかし、こればかりは本当にそうなのだ。3月の29日に人身事故で電車が遅延していた。4月を迎えることに絶望しているひとがいるのかどうなのかはわからないけれど、まあ、わかるよねって感じではある。3月の始まりには、『進撃の巨人』ファイナルシーズン前編があった。この世界観が今にも伝わってしまうことに絶望感もありますが、であるからこそ面白いのである、ということも確かであります。しかし、こうもぶつ切りに放送されると没入感というのは減るのであって、5年ほどは待てるから一気に放送してほしいという思いもある。そして、映画館で…ぜひ。

サッカー界ではネイマールと冨安が怪我、今シーズン絶望である。いやー、まいってしまう。ネイマールどうするんだ…って感じだ。休養中にはオンラインカジノで億単位を溶かしていたらしいし、おもしろサッカー選手で終わってしまうけれど、本当にそれでいいのでしょうか。彼はバロンドールを取らなければいけない選手であるはずなのに、30歳が過ぎてしまって、もう31歳である。

『フットボール批評』も終了。やはり3月は別れの季節である。前書きにあった編集長のなんとも言えない感じが切実でもありました。まあ、なんとかいろいろ読んではいるはずだけれど、そんなですね。

フットボール批評issue39 [雑誌]

カンゼン

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アホウドリの迷信　現代英語圏異色短篇コレクション

スイッチパブリッシング

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ソクチョの冬

作者:エリザ・スア・デュサパン
早川書房

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好きになった人 (ちくま文庫)

作者:久美子, 梯
筑摩書房

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セックスロボットと人造肉テクノロジーは性、食、生、死を“征服”できるか

作者:ジェニー・クリーマン
双葉社

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「セックスロボットと人造肉」というものが人間の認知を歪めてしまう悲観的な眼差しと、しかし、もはや人間2.0へ移行することが避けられない感をも示す本書。それを進化と見るのか、退化と見るのかは難しいけれど、自律的な姿勢をいつまで人間が保持できるかは注目である。

映画は東出昌大が主演である『Winny』がたいへんよかったし、スティーヴン・スピルバーグ『フェイブルマンズ』、ダニエル・クワン/ダニエル・シャイナート『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』も傑作であった。ルッソ兄弟だし、まあ良いよねって感じである。『シン・仮面ライダー』はドキュメンタリーもろもろ含めて、あーあである。もうそれは映画じゃないじゃーんである。

【監督・俳優が語る】東出昌大×三浦貴大×松本優作話題作映画『Winny』の裏側を語り尽くす活弁シネマ俱楽部#277 - YouTube