昨日の今日

KINOUNOKYOU

お笑いとテレビと映画と本と音楽とサッカーと…

明日は何もないっていうのに

f:id:You1999:20210118211029p:imageサッポロビール主催のオンラインライブをYouTubeで観た。OKAMOTO'SとCreepy Nuts奥田民生オカモトコウキのライブ衣装。最近はアンブロが多いのだけれど、それがなんだかめちゃカッコよくて好き(リアム・ギャラガーリスペクトのアンブロだな)。アディダスでもナイキでもなく、アンブロなのだ。サッカーソックスもアンブロが1番丈夫で穴が空かないのでして、小中学生はアンブロ推奨。アディダスなんかはやわやわで速攻穴が空くのでダメだ(履き心地は良いのだけれど)。あと、ちょうどいい長さのくりくり髪もいいのだけれど、そろそろ長髪も復活してみてほしい。お酒を買うときには毎回、年齢確認をされますよ、というエピソードはかわいかったな。

ある夕方。図書館に行ったら、いつもは席をびっしりと埋め尽くしている高校生たちがいなくてガランとしていた。そうか、もうセンターだからな。共通テストか。直前は家で対策だし、コロナやインフルやらにも感染したくないしね、と思ったら他の閲覧席にも座っている人が全くいない。よくよく見てみると、スズランテープで×が作られていて、「使用禁止」という張り紙もついている。椅子をひっくり返して重ねられたりもして、そこには「ぜってー座んなよ」という確かな意思があった。緊急事態宣言による影響がちゃんとここまできているんだなと実感。周りを見渡してみると、ほんとに人がいない。本を棚に戻している職員の人が館内にいるほとんどで、あとは貸し借りのために受付に向かう人だけ。静かだ。図書館なのだから、静かで当たり前なのだけれど、やっぱり人がいないと建物は死んでいくというもので、なかなか寂しい光景だったな。

パノララ (講談社文庫)

パノララ (講談社文庫)

  • 作者:柴崎 友香
  • 発売日: 2018/01/16
  • メディア: 文庫
 

本の返却を済ませた後、筒井康隆『川のほとり』を立ち読みする。主人公である小説家が亡くなってしまった息子と再会する物語。しかし、それは夢の中の出来事でしかないこともわかっているのだけれど、それを途切れさせないためにも息子との会話を必死に続ける。夢を引き延ばしていく。保坂和志も死についての内容のエッセイをどこかの雑誌で書いていた気がする。

新潮 2021年 02 月号 [雑誌]

新潮 2021年 02 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2021/01/07
  • メディア: 雑誌
 

読み終わるとまわりでも壁に凭れながら新聞を読んでいたり、文芸雑誌を開いていたりしているおじさんがいた。みんなマスクしている。出口まで歩く間にいた親子もマスクをしていた。もちろん僕もマスクをしている。みんなマスクをしている。不思議だなあ。

YouTubeを観ていたら、THE1975のcoverが関連動画に浮いてきて、聴いてみるとこれまたいい!韓国のボーイだと思うんだけれど、顔がいい。良いツボを押してくれる顔だ。


The 1975 - Sincerity Is Scary (cover)

それで、このチャンネルの動画を片っ端から視聴してみたら、OH MY GIRL『SECRET GARDEN』もカバーしていたんだけれど、まんまとハマってしまった。めちゃいい曲!この1週間で飽きてしまうほどに聞きまくっている。ふとした瞬間に「ユーエンミー」と口ずさんでしまう。いろいろ聴いて、ほかにも『BUNGEE』『The fifth season』『Nonstop』『STEP BY STEP』とかも好みでした。日本での愛称が「おまごる」というらしい。おまごる。言いたくなる響きだ。


[MV] OH MY GIRL(오마이걸) _ Secret Garden(비밀정원)

にしても韓国ビデオは世界観がすごい。オカモトレイジのツイートからwoo!ah!のMVを観て眩し過ぎてビックリ。NiziUと同世代だけども、こっちはちゃんとK-POP。可愛すぎて震える。そういえば、YouTubeの字幕表示スタイルを変更できることを知りとても動画が見やすくなった。これまでだとTWICEのムービーを見るときなどに、韓国の字幕に日本語字幕が重なってしまってダメだな、と見る気がしなくなっていたのだけど、設定でアウトラインスキルというのをクラシックに変更するとめちゃ見やすくなっていい。これで見まくることができるぞ!と歓喜しています。

CYNHN(スウィーニー)もめちゃんこ聴いている。『夜間飛行』『氷菓』『水生』などなど良い曲がたくさん。CYNHNはロシア語で「青色」という意味らしい。1st EP『#0F4C81』の読みはクラシック・ブルー、と青という一貫したモチーフを掲げているアイドルグループでして、なかなか好き。元ねごと蒼山幸子の作詞とかある。ヒゲダンのUniverseも良かった。青い。

#0F4C81(初回限定盤)

#0F4C81(初回限定盤)

  • アーティスト:CYNHN
  • 発売日: 2020/12/23
  • メディア: CD
 
Universe

Universe

  • 発売日: 2021/01/09
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

水曜深夜。眠れない。眠れないときにどうすれば良いのかわからなくて困ってしまう。目を瞑ってじっとしているだけでは時間を無駄にしているように感じてしまって、スマホを手に取る。悪循環!0時にベッドに入ったのに、佐久間さんが「まもなくラジオ!リアルタイムで聴ける方はぜひ!」とツイートをしているではないか!ああ、3時になってしまう…。どうしようか、と思っていると、ふと、藤原さくらがラジオでリルックという睡眠導入アプリを使用していることを話していたのを思い出した。僕も入れてみる。『ごんぎつね』を聴いて泣いてしまったというエピソードがめちゃかわいかったな。無料で使うとなるといろいろ制限があるようで、音声も少ない。また、『ごんぎつね』とかがどこにあるのかも見つけられなかった。仕方なく、いろんな音を再生してみる。傘に降る雨、焚き木、夏の草原などなど、いろんな音があって、タイマー設定でバックグラウンド再生もできるようだ。これはいい。YouTubeでそういう眠くなる音楽みたいなのをつけるときに、これ寝ちゃってもずっと画面ついたまま?とか、眠くなってもスマホの画面消すという行為のせいで眠りを妨げてしまうじゃん、というのを解決している。結局、傘に降る雨の音で眠れました。眠れないことで疲れてしまって眠れたのかもしれないけど。f:id:You1999:20210120013032p:image霜降りバラエティー』大阪第7世代芸人を録画で観る。ビスケットブラザーズニッポンの社長からし蓮根。なんともまあ最高なメンツ。「〜せらん」という謎のワードを発していたビスブラ原田が周りの芸人からセラン人と呼ばれていたという話に腹を抱えて笑う。僕も「〜せらん」とどこかで言いたい。ニッポンの社長 辻による霜降り明星2人とのエピソードも最高だった。辻が粗品をご飯に誘ったら「お腹減るの病気やと思ってるんで、それを治すためだけに食うんで、ご飯とか大丈夫ですよ」と言われたという話にちょっとだけ共感。お腹とか減らないようになればいいのにな、と僕も思う。あと、もう白状せずにはいられないので言ってしまうと、私は辻くんの顔に惚れている。

Twitterで話題になっていた『僕が僕であるためのパラダイムシフト』を一気に読んでしまった。一応ここで全部読めまする。

twicomi.com

書籍版はこちら。

僕が僕であるためのパラダイムシフト

僕が僕であるためのパラダイムシフト

  • 作者:EMI
  • 発売日: 2018/12/14
  • メディア: Kindle
 

欲しかった松浦だるま『太陽と月の鋼』と熊倉献『ブランクスペース』を手に入れる。松浦だるま累-かさね-』以来の新作。まずもってその表紙の美しさにやられてしまう。時代劇としての面白さも町田康的なヘンテコな軽さみたいなのがあって良い。町田康『ギケイキ2』をまだ読んでいないなと思い出した。1がどこで終わったのかも忘れてしまったなあ。

太陽と月の鋼(1) (ビッグコミックス)

太陽と月の鋼(1) (ビッグコミックス)

 
ブランクスペース (1)

ブランクスペース (1)

  • 作者:熊倉 献
  • 発売日: 2021/01/15
  • メディア: コミック
 

熊倉献も4年ぶりの新作だ。SFだけども柔らかな日常シーンの連続。会話もほんとに楽しく優しくて、ああ、この世界で生きたい…と思わせてくれる漫画だ。と思いきや、物語は少しずつズレていき、ちょっとしんどい場面も増えていく。めちゃいいです。2巻早めに求む。最近、『おおきく振りかぶって』を1巻から読み返しているんだけど、もうほんとにこの時間が幸福すぎてヤバい。みんないいやつすぎる。文化祭のクラス出し物で野球のことしか考えないで勝手な行動をする阿部くんとかもいいし(まあよくはないんだけど)、泉くん、沖くん、栄口くん、水谷とかもいい(なぜに水谷だけ呼び捨て)。

日曜日。『博士ちゃん』を観る。いろんなことに熱中している子供がわんさか現れる。『やっぱりさんま大先生』とはまるっきり違うな。ほとんど大人みたいな子供ばっかりで味気ない。何を言うかわからない制御不能な子どもがいい。なかなかディスタンクシオンを感じさせてくる番組でもある。触れている文化資本が違う。今回は調味料を研究している竹田かるぃーと君が4つのおすすめ調味料を紹介してくれるというもの。そのなかでも芦田愛菜が激ハマりしていたサテトムがめちゃ気になった。f:id:You1999:20210119020104j:imageサテトム。レモングラスの香りとエビのうまみがつまったベトナムのラー油みたいなものらしい。どうだろう。この文章を見る感じだとあんまし好きな感じはしないのだけど、芦田愛菜が何にでも決まる!と絶賛していたのだ、食べてみるか、しかし、ネットでは売り切れ続出。手に入れるのも難しそうだぞ。番組では卵かけご飯に合わせていたのだけれど、お好み焼き、たこ焼き、なんでもいけるそうだ。8時!『麒麟がくる』の時間だ!芦田愛菜テレビ朝日からNHKへ移動。いやー、この大河ドラマは最高。最終回が本能寺の変ということがすでに発表されまして、そこに向けて物語は加速している。松永久秀を魅力的に描き、名器平蜘蛛の解釈変更によって光秀の最期へのきっかけにまで持っていく脚本に脱帽。面白すぎる。斎藤道三のときから一貫して継承のストーリーを描き続けてるのもいいし、長谷川博己の狂気じみた笑い方も最高でした。

アニメはとりあえず『五等分の花嫁∬』と『ゆるキャン△2』と『ワンダーエッグ・プライオリティ』『BEASTARS』2期を観ている。『ゆるキャン△2』の作画素晴らしいぞ。光が!とかそんなもんじゃなく、なんか全体的に作画のグレードがめちゃ上がっている。ものすごく期待されて大事に放たれている感じだ。カレーめんで繋いでくるのも憎めない。『ワンダーエッグ・プライオリティ』綺麗な作画でヘビーな話を展開させてくる野島伸司脚本であるため注目度高め。第2話あたりから安済知佳も出るそうなのでとりあえず観る。あとは、『呪術廻戦』の2クール目を観て、『リゼロ』の続きもNetflixで配信が開始したので楽しみに観ようと思います。『進撃の巨人』The Final Seasonも楽しく観ている。しかし、海外ではCGを用いた演出に不満をもった人々からの批判の声が湧き上がっているという。まあ、ここまではいいのだけれど、MAPPA公式や演出担当の大峰輝之氏の個人Twitterに対して、ただの誹謗中傷みたいなことを送りつけてる奴らがいるらしい。らしいというかほんとにいる。世界は広いな。酷い。


完全新作オリジナルTVアニメーション「ワンダーエッグ・プライオリティ」放送直前PV

緊急事態宣言だからなのか、あんまりそういう気分でないからなのか、映画館にいく気にならない。そもそもそんなに良いのやってないのかな。『燃ゆる女の肖像』とかってまだやってんのかな。テレンス・マリック『ソング・トゥ・ソング』は観れないで終わりそうだ…とほほ。ノア・バームバックの新作発表!主演にアダム・ドライヴァーグレタ・ガーウィグですって。もう最高。最近思うんだけれど、グレタ・ガーウィグってディバラに似てる。ディバラそろそろ完全復活してくれよ。