昨日の今日

KINOUNOKYOU

お笑いとテレビと映画と本と音楽とサッカーと…

みんなで集まってテレビを見てた

純ちゃんの応援歌』の再放送が始まったのだけど、山口智子ファンなので観ている。「一人の女性が、阪神甲子園球場に近い旅館の一人前の女将になるまでを描いた奮闘記」ということで、序盤から人と人の繋がりのモチーフとして野球が扱われる(投げて打ってキャッチしてまた投げて…と人と人が繋がることによって描かれるのはまさに『おおきく振りかぶって』だ!)。GHQ軍からグローブとバットが支給されたりと戦争からの延長線上にあることは意識させられる。アメリカからやってきた速水秀平(髙嶋政宏)や満州から帰ってきた父親(小野陽一郎)と連れられてやってきた拠り所のなくなった子ども・林雄太などなど(なんとなく山口智子唐沢寿明が夫婦になるもんだと思っていたのだけれど、どうやら山口智子と髙嶋政宏が夫婦役で、この林雄太が成長した姿が唐沢寿明らしい)。とりあえず今のところ観たなかでは、戦争から帰ってきた川津祐介が優しい顔と声で「ただいま」と言うシーンが最高。カッケーです。Wikipediaを覗いてみると

大好物は鰹であったが、『くいしん坊!万才』のロケ先で何度もリテイクを撮らされ、更には地元から鰹料理を振る舞われたことで、食べ過ぎて嫌いになったという。そのため、家庭で食事に出された豆腐でも「鰹の臭いがする」といって手を付けないほどだったが、時間が経つにつれて再び食べられるようになったという。

ってエピソードがあって面白い。食べ過ぎて嫌いになったというとこではなくて、時間が経つにつれて再び食べられるようになったというのが面白い。
 山口智子のインタビュー。「歳をとってからの方が楽しい!」とか「唐沢さんが隣にいれば毎晩泣きそうになるくらい、幸せです!」とか模範回答みたいだけど、そうであるから大人の希望みたいな人である。

山口智子「心配することはありません。人生は歳をとってからの方が、断然楽しいです!」【わたしが27歳だったころ 後編】 #おしゃれOLさんの憧れアイコン - with online - 講談社公式 - | 恋も仕事もわたしらしくwithonline.jp

 

火曜日。『映像研には手をだすな!』待望の第6巻を手に入れる。面白い。楽しい。

大童澄瞳は『映像研には手を出すな!』の次に描くものがどうかといったところが重要になってきそうである。しかし、この批評的な視点が作品に邪魔しないかなど難しそう。

今月のBRUTUS村上春樹特集であった。村上春樹が手放せない本のうちのひとつとして、佐々木マキ『うみべのまち』を挙げていた。『風の歌を聴け』の表紙も描いている漫画家である。「佐々木マキさんの絵が、僕の最初の本のカバーを飾ってくれたということで、僕は今でもそのときのワクワクした心持ちを思い出すことができる」と帯に書いてある。

『うみべのまち』は1967-81までに描かれた短編を集めたもの。読んではみたもののあんましわからず悔しい。資本主義とか監視、人間としての善き生、本質などをアイロニーを込めて描いていることは細部から少しずつわかるのだけれども、コマの繋がりや奥行などが理解しにくい。けれども、エネルギーは抜群に感じられるという、なんだか禁書のように思えてしまう求心力がある。

とうとう最後までわからずじまいなのだけれど、最後に置いてあるあとがきにはグッとくるものがあって、佐々木マキ自身、読者には届きづらいものを描いているがために漫画を仕事としてするには成り立たず、そのために絵本の世界へと移っていくしかなかった、と言及するのだけれど、そんなときにある少女から手紙をもらうのだ。

昨年つまり二〇一〇年、神保町の書店が私の
絵本の原画展をやってくれたとき、会場のアンケート用紙に、中学二年生(の多分女性)が
「中一の夏、おしいれのガロ1969年2月号が見つかり、先生のマンガを読んだところ、しょーげきを受けました。なぜなら、自分が思っていたマンガらしいマンガだったからです」と書いてくれた。このマンガは「かなしい まっくす」のことだろう。私は少なくともこの子にとっては今でもマンガ家である。ちなみに私の税金申告書の職業欄は一九六九年から現在まで〈マンガ家〉のままである。

この世界で誰か1人がわかっていてくれれば、それだけで成り立つ。マンガ家としてやっていける。こんなことを言うのはロマン的な思いが私の中にあって、そういうのは本当は良くないのかもしれないのだけれど、でもやっぱり良いよなあとしみじみ思ってしまうのです。BRUTUS村上春樹特集には、弘中アナが好きな村上本を紹介しているページもあって嬉しい。『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』だそうです。

その紹介文に「人と付き合っているようで、向き合っていない」んじゃないでしょうか、と綴っているのだけど、まあ、たしかに、と思いますよね。しかし、今はさらに付き合うのもしんどいというところまできているかもしらない。弘中ちゃんは『ガルプラ』を見ているらしくて、動画内で熱弁している。


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私のまわりには見ている人が全くいないので、こういった動画を観れるのは楽しいのだけれど、最後の方で「成長したよね」という言葉が出てくるとウッとなってしまう。成長…嫌な言葉なのだけれど、こういった番組を観る上で使ってしまうものでありますよね。

ヨンウンはトップ9にも入って、ルイチーも残っています。しかし、9人となると難しい。『U+Me=LOVE』好きすぎて、毎日10回は観ている。


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ガラスの靴ではなくスニーカーを持っているシンデレラとしてのヨンウン。めちゃキュート。「It’s Love」と指を下げる振り付けで人間を次々に跪かせるヨンウン見たい。How You Like Thatからメイちゃんと仲良しだったみたいで、最後の生存者発表のときに「メイ…」と呟いていたヨンウンが印象的でした。『U+Me=LOVE』良すぎるので、デビューしたあとにも再録してほしい。ヨンウン、スヨン、真白がいてほしいな…と思うのですが、そうするとあと6人ということになるので難しいー。ルイチー、シャオティン…

あいも変わらず、私はIZ*ONEの動画を観る毎日なのですが、その度にウンビ…!と涙してしまう瞬間が多々ある。リーダーとして引っ張れてるかな、と涙を流すウンビのシーンが多いことよ。


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ウンビは何でもできるリーダー、甘えん坊、泣き虫などなど多面的なキャラクターで推せる人だ。

日本代表、オーストラリア戦を観る。4-2-3-1から4-3-3へフォーメーションを変更。田中碧、遠藤、守田といった守備から攻撃への切り替え、推進力が素晴らしくて、前半の良い時間で得点でき後半を折り返せたのは良かったのだけど、オーストラリアの左CBの視野の狭さ、ボールを置く位置の悪さ、左SBのボールウォッチャーになってしまうことなんかは前半15分を過ぎた時点にはわかっていたことなのだから、前線からの守備をうまくはめて、2点、3点と試合を決めにいくことをせず、ダラダラと様子を窺っていた日本の監督は全くどうしようもないなあと溜息。無駄にハラハラする試合をして2-1というのはさすがにダメダメでしょうという感じで残念だった。『滝沢カレンの秘密基地』を観て、寝た。なんとゲストにロングコートダディ!!ゆるゆる大喜利大会なので寝る前におすすめです。


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滝沢カレンさん、最近このCMが好きで流れてくると見てしまう。おそらく台詞を言ったあとに「ふふふ」と笑うのが良いのです。


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アサヒビールアーセナル冨安のチャントにも使用されていてイギリスによく浸透しているらしい。スポンサーになって冨安がCMに出始めたら面白い。滝沢カレンと2人で出演したらなお良い。滝沢カレンが冨安をドリブルで抜きまくるの見たい。

水曜日。『進撃の巨人』ファイナルシーズンPVが公開された。楽しみ。インターネットでの反応を見ていると日本国内よりも海外での人気の方が凄そう。ちゃんと見ておかないと日本は本当にパラディ島になっちゃいますね。私は毎話号泣しながら観ると思うし、5話2000円とかで映画館で上映してほしい。可能ならばIMAXでも。ほんとに劇場の大きなスクリーンで観るべき作品なのだ。OKAMOTO'S『KNO WHERE』良い。

結局『Sprite』が好き。感傷的な音楽というものにどうしても惹かれてしまうのです。オカモトレイジは汚かったり綺麗になったりとビジュアルが忙しい人である。


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私の母親はトヨタ自動車カローラツーリングCMを見るとコウキがかわいいと連呼するのでうるさい。しかし、まあかわいい。

『ラヴィット』ニューヨーク不動産の最終回を観た。本当にやりたい放題の番組である。武藤敬司リーチからの高円寺リーチとかありながら、目黒!と叫んで札をあげる嶋佐面白すぎだったし最高。ずーっと変なことをしているのを、本田仁美が目撃しているの不思議すぎて頭がバグりそうになる。次週からは嶋佐新居の家具を集めるニューヨークインテリアが始まるかも?楽しみです。『お願いランキング』で、さらば青春の光・見取り図・ニューヨークでのゲーム番組録画を観る。なんて嬉しい座組み!と胸が高鳴り、笑うというよりもニコニコしながら観れる。

金曜日。『カンバセーション・ウィズ・フレンズ』を読み終える。

サリー・ルーニーのデビュー作である。グレタ・ガーウィグなどと比較されて「ミレニアム世代の代弁者」と謳われるまでになっているらしいが、そこまでなのかなと疑問に思ってしまいました。けど良い本ではあった。映像化されることが決定しているそうで、浮気相手の胸に頭を乗せてお話をするシーンなどは良い雰囲氣のシーンになりそう。本作では、左翼的な思想の持ち主で、理想主義者であるフランシスとボビーが、資本主義や男性優位性の社会について語り合うシーンが描かれているのだけれど、なんでか“理想主義”って言葉には良いフィーリングが纏っていない、もしくは訝しんでしまう心持ちが刷り込まれているのは何故なんでしょうか。理想は捨てちゃいけないけれど、何かを変革するような想像力には抑圧的なそんなものが社会にはある。今年秋には社会人4人の物語が刊行予定であるらしい。そっちの方が傑作の予感はある。

群青日和』MステSPバンドを観る。関根嬢がめちゃくちゃカッコよくて打ちのめされてしまった。ボーカルにアイナ・ジ・エンド(BiSH)、ギターにユウ(チリヌルヲワカ)、ベースに関根史織Base Ball Bear)、ドラムにほな・いこか(ゲスの極み乙女。)、そして椎名林檎という布陣に震えてしまう。チェックの衣装で揃えているのだけれど、ギリギリのところでダサくならないの良い。関根さんのカッコよさそのままに山下敦弘リンダ リンダ リンダ』を観た。

メンバー集めから始まるのは鉄則であるにしても、そこから文化祭までの道のりを観ていると、Base Ball Bearの結成物語と通じるところもあって面白い。Wikipediaには「企画の初期段階では木村カエラ主演案もあった」との記述もあってそれも面白い。いやいや、物語の展開などを考えると、Base Ball Bearの結成から文化祭まで、小出裕介の高校時代などをフィルムに収めた方が面白いんじゃないの?と思ってしまうのですが、どうでしょうか。メダリストを排出する柔道部顧問が長渕剛を歌いたいがために用意された文化祭のステージでベボベが歌うシーンや、校内では孤独であった小出裕介が修学旅行先の外国人とOasisで共鳴するシーン、バンドメンバーが集まらなくて秋葉原で小出と関根が2人でくたびれるシーンなどなど挙げれば枚挙にいとまがない。山下敦弘!ぜひ映画化を。

土曜日。大谷翔平博士ちゃんとして、鈴木福くんが登場。サンドウィッチマン芦田愛菜との共演にはしゃぎすぎて、さすがにダルいでしょという感じなのだが、福くん、愛菜ちゃんは大人の対応をしていた。そう、それによって大人になっていることが映し出されていた。大谷翔平のヤバさを力説してくれるのだけれど、あんまし何がすごいのだかわからん。いや、すごいのはわかるのだけれど、「野球なんてーアメリカと日本ぐらいしかちゃんとやってないでしょ?サッカーなんてー…」というクソみたいな思考が浮かんできてしまうのだけれど、ごめんなさい。大谷がバッコバッコと打ちまくり、投げまくりをしているのにチームは勝てていないのスポーツ紙などは糾弾しているのでしょうか。サッカーならこんなスーパーマンがいて、5試合勝ちなしなどなったら速攻で解任なのだけれど、あと移籍が柔軟でないのとかもよくわからない。試合に出れなくて余剰戦力になっている選手が自由に移籍できるようにした方が良いのでは?などと思ってしまうのですが、詳しい人教えてください。まあ、あとは価値観の違いですかね。

日曜日。『おぎやはぎのメガネびいきマッサマンカレー運動に啓蒙されてしまったので、食べた。f:id:You1999:20211017155945j:imageめちゃお腹いっぱいになる。美味しいのはもちろんなのだけど、小木が言っていることもよくわかった。

小木「辛さがもうちょっとほしい」

矢作「あー、本格的なのが好きな人はね、松屋マッサマンカレーは子どもでも食べれるような味に仕上げてるからね」

小木「ちょっと甘い、ココナッツ入ってるから。辛さがほしいんだよね」

おぎやはぎのメガネびいき』10月7日

小木が最近、白髪を染めずにいるのだけど、松本人志みたいに金髪にしないかなーと期待している。小木の金髪を見てみたい。TBS『最愛』を観る。さまざまな伏線を散らばせるといった第1話であって、これは2話を見ないことには理解が追いつかないなという感じでした。しかし、駅伝選手として走る松下洸平(走り方はあんまり格好良くない。足が上がっていなくて身体が重そうであった)、それを見つめる吉高由里子の交わらない視線の物語は感動的でありました。しかし、父親との死別から地元を離れ、母親の家へ移ると金持ちになるということにはさすがに辟易した気持ちになってしまう。まあ、まだ1話でありますからこれから楽しみではある。Tommy february6のミュージックビデオが最近アップされたのを何故か観てしまう。


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