もう夏かあと思いきや、雨がザーザー降って梅雨かあと思いきや(梅雨は7月ぽいですね)、でもやっぱり暑くてもう夏でした。6月。6月ってこんなに暑いのだっけ。暑いの最悪ですよね。もう何をする気にもなれない。これから7月、8月とあるの無理だなと思って、ほんとにやる気がなくなる。なでしこジャパンと試合をしたウクライナ代表監督が「この暑さで私たちを呼んで試合をする目的が分からない」と激怒した、という記事も見かけた。0-8で敗れたことへの苛立ちからかもしれないけれども、確かにこんなに暑い中で走り回るのはよくわからんですよね。私も小中高とグラウンドを走りまくっていたの、今考えると変だったなあと思う。「夏こそ走る!夏だから走る」的な感じありますもんね。考えなおすべきだ。6月の前半は日本代表の試合がたくさんあって、鎌田の軽やかなボールタッチを見ていたら悔しくなってしまった。なんでだろうか。鎌田のボールタッチ見てると悔しくなるのだ。ビッグクラブにいくのかなあ、すごいや。トッテナムの噂があったけれども、どうやら冨安にシフトしているみたいですし、どうなるんだろう。鎌田とか乾とか外国語全く喋れないのにガツガツやってるのすごいですよね。もちろん私も喋れないし、海外に行ったら部屋に引きこもるのだと思うし、そもそも日本でも知らないところに行くのは無理だ。
サッカーの話だと、開催中のEURO 2020でエリクセンが倒れたのは衝撃的だった。ケアーの応急手当によって一命を取り留め、手術も成功し、現在では容体も安定しているそう。本当に良かった。3年前、イタリアのアストーリが急死してしまったのもあったし、人間というのは本当に簡単に死んでしまうのだ。命が大切であるから、苦渋の決断もしなければならないのだろうけれど、引退ということになるとしたら悲しい。
『メガロボクス2』でも、脳にダメージがある中で最後の試合をするのかどうか、ジョーが悩み、仲間に相談する場面があった。持たずに戦っていたジョーが持つ者となってより強くなるという終盤にかけてのシークエンスには目頭が熱くなるし、そして、強いからこそ敗北も選べるという最後も良い。ラストのシーンはマジでエモすぎでした。天才企業家・佐久間が必ずポップコーンを食べながら試合を観るなどの設定もいい。彼はあくまでも外側からの視線しか持ち合わせていないのだ。『メガロボクス2』はやはり劇伴が完璧なので、どのシーンにも厚みがでるのも素晴らしいところ。オイチョのテーマが1番好きです。
各話のタイトルもいちいちカッコよくて、とくに12話「喝采が鳴りやんでも、声なき者の声は消せやしない」や13話「翼ある者は翼なき者を背負い、翼なき者は翼ある者を祝福する」など本当に痺れるぜ〜。あとアニメで完走したのは、『ゴジラ S.P』『憂国のモリアーティ』『SSSS.DYNAZENON』などでした。全然観れてないのです。『ゴジラ S.P』の最終話、ゴジラの背中に降り立ったときはさながら『進撃の巨人』最終話が始まる!みたいな感じでしたけど、そこからは外れてなんとかかんとか色々あって、なんなのーーーっと思っていたら「ありがとう、そしてさよなら」であっという間に終わった。ムズい。決定論って時間の非実在とはちょっと違うのだよね?わからない。まあ、続編もありそうな終わり方だったので、次作までに勉強ですなあ。とにかくEDのポルカドットスティングレイ『青い』はすごく好き。ほんとに好き。
天使ちゃんたちの任務遂行ビデオも可愛い。トータルテンボス大村が出てくるのもお気に入りにポイントです。まあ、めちゃ聴いている曲なのです。あとは、基本的にJapanese BreakfastとFaye Websterとadieu新譜を愛聴していました。それに伴いラジオの摂取は減少傾向。
Faye Websterって『約束のネバーランド』観てたり、『どうぶつの森』とか。すごく身近に感じる。もしラジオやっていてそれを母国語で聴けたりしちゃえるもんならほんっとに好きになっていそうだ。
TWICE『Taste of Love』Alcohol Freeの振り付けでネタの感じになってるけども、First time、Scandal、Baby Blue Loveなどのメンバー作詞の曲群はお気に入り。30日にはPerfect Worldも公開されて、
こっちはカッコいい系ですね。チェヨンの視線と金髪がカッコいい。こっちが日本のテレビでは披露されるのだろうけども、普通にAlcohol-Freeが観たいですよね。チェヨンやナヨンのV LIVEをリアルタイムで観たいのだけども、ちょうど良く出会えることがなかなか難しい。Youtubeはなんとなく触ってしまうけども、VLIVEはまだそこまでじゃないのだ。Alcohol FreeのMVが公開されて、娘とその友達とテレビ電話しながら観たという『メガネびいき』での小木さんのエピソードもよかったなあ。
6月4日には折坂悠太のライブを観ました。オリジナリティ溢れ語りかけるように歌う折坂悠太の佇まいに痺れた。やはり『朝顔』が心臓の中で鳴るときにはすべてを浄化されてしまったし、奥行きのある音には心から何かが滲み出た。7月にはカネコアヤノと羊文学と柴田聡子がありますので生きよう。生きねば。最近は柴田聡子『シャムゴッド・トーク・ドリル』を聴いているのですが、なんと柴田聡子は荻原朔太郎好きだと言及していた!これは柴田聡子のことめちゃ好きになってしまう予感なのです。荻原朔太郎といえば、私は町田康の荻原朔太郎朗読公演などにも出向いたことがあるのですが、フェイバリットな作家なので嬉しい。
苦しみやらパラノイア気味なネガティブが行きすぎて笑いになるというような作家なのですが(町田康は「まあ、変人なんですわ」みたいに言っていた気がする)、これはめちゃ良いので是非とも読んでもらいたい。柴田聡子が連載しているという『文學界 きれぎれのハミング』も読んでみたりした。もう43回もやっているのだ。今月号は「時計と携帯電話、どちらが先に滅びるか」というタイトルで、若い頃、時計に振り回される人生なんてごめんだ!と時計を捨てて、しかし、大人になった今となっては「まあ、時間に縛られるのも大事だよね」と思ったのと、楽しくて時間を忘れてギャーギャーしちゃう34歳なので時計は必要なのでは?と考え始めて、うんたらかんたらという感じ。荻原朔太郎じこみの素晴らしい自意識ですね。『笑ってコラえて』鵜舟の回が面白くて、鵜飼の本をペラペラまくったりしてしまいました。外国から日本に来た青年が鵜舟を作っている数少ない老人に弟子入りするというむちゃ漫画化してほしい実話。それをやってみせることで伝えていくの面白かったし、私は職人というものに無条件の憧れがある。鵜飼で有名の岐阜出身朝井リョウ『正欲』の表紙は鵜じゃない。5月に途中であった残りを6月に読み切った。2、3年前に構想を明かしていた本書。名付けることであるものを認識することができるけれど、そうしたことで弾かれてしまう何かを朝井リョウは書いている。しっかし今回の文体は中村文則っぽい。
FM802『BINTANG GARDEN』朝井リョウラジオ出演を聴いて、そのなかで出てきた『「利他」とは何か』を読んだりもした。この放送回なかなか良くて、これまでのことを割と網羅的に話していたんじゃないかなあと思う。鞘師里保とついにラジオで対談するのもありました。
続けて、ラジオのこと。20時間の睡眠をしてしまったという宇内アナ。起きる理由(モチベーション)がないから、起きる必要がないのでは?と始まるPodcastアフタートーク面白かった。うなぽんのナイトルーティンなども聴けるし、寝る前にスマホ触っちゃうよねえとか。起きられないですよね。私たちには起きる理由などほとんどないのだ。もう眠るのもダルいし、なんで7時間も寝ないとやってられない身体なのだ。
睡眠時間が短いと脳の老化が早まるらしいけれど、ショートスリーパーには影響ないらしいですよ。ズルい。私たちの何倍も生きているのだ。うなぽんのゲーム実況もちょこちょこ観てるけども、なんせPS4,5を持っていないし、やってないしで、わからんので、ガッツリはハマらないのだよなあ。しかし、うなぽんのリアクションのために観れます。敵を薙ぎ倒して高笑いしているのとか最高。そのほかのラジオでは、藤原さくら『HERE COMES THE MOON』で6月からSPコーナーSakura’s Bedroom Musicが始まって、睡眠誘導の曲を選んでくれたり、『かが屋の鶴の間』、『アルコ&ピースD.C.GARAGE』など、ブレインスリープとのコラボコーナーがはじまって睡眠の話題がたくさん。ときに、弘中ちゃんにラジオ番組、または、『アトロク』の宇多丸パートナーをやってほしいのだけども(TBSだから無理だけども)、どうにかならないかな。J-WAVEで30分番組とか始まらないかなあと期待している。
『ひろなかのなか』というフォトブックも発売するようで、紙媒体での動きはたくさんあるのですが、是非とも音声で。
6月のビッグイベントといえば、やっぱり『進撃の巨人』最終巻でしょう。書いたエントリーでは引用を多めにして振り返るというようなことをやってみた。
壁に閉じこもる、外を踏み潰すではなく、その中間を探らなければならないよね、ということで、それはエレンが壁を取り払った私たちの世界へと引き継がれる、と。現代においても答えが出ていないことであるからして、最終巻の本誌から加筆したラストは今はそうするしかないよな…と厳しくしんどくもリアルなものでしたけど、私たちはこれからも終わりなき日常を続けなければならないのだ。絶望。ぜつぼううう。バーリンを多めに引用してみたけども、なんと今月刊行であった『思想』も“アイザィア・バーリン特集”でしたよ!読むべき雑誌だ。
最近、本屋とか図書館に行くとこういうしっかりと悩んでいたり、勉強していたりする人の雑誌がたくさん並んでいて、それが毎月出ていることにすごいなあと、でもしかし、おそらくそこらへんのネット記事よりも読まれていないだろうことになんだかなあと思ってしまう。この世は読まれない本で溢れていて、存在しているだけで最悪な方向に逸れていってしまうことを防いでいると思うのだけども(テレンス・マリック『名もなき生涯』)、もうちょっとこういう本は読まれないとなあと思う。『進撃の巨人』ネット記事を貼ります。インタビューとか対談とか。
『進撃の巨人』の原点 諫山創×川窪慎太郎 ロング対談 | Febrifebri.jp
これらを読んで、村上春樹が語り川上未映子が訊く本について言及されていたので読んだりもした。寝る前に読むといいやつだ。まあ、読まなくてもいい本だけども。
『進撃の巨人』の自由意志と決定論みたいなところってどうなのだろう。あれって決定論的なことなのだろうか。時間の本はちょいちょい読んでみたけども、全然わからんし、なんとなく簡潔にまとめた入門書などがなくないですか。どこから入れば良いのか難しいし、いきなりガツッとした本に行くのはしんどい気もする。
鳥のように自由に、ということばがある。だが、鳥は、ほんとに自由なのだろうか?p10
イリーン、セガール『人間の歴史』
エレンは鳥になって自由であるかのように思えるけれども、イリーン、セガール『人間の歴史』冒頭にあるように、それほど自由な存在ではないと始めて、決定論とか時間は存在しないと結ぶと面白いかもしれないですよね。わからないけど。
ちびちび読んでたけども、ピンとこないし、わからないしで、途中で投げ出してしまった。1年後ふとしたときに読んで、グッとのめり込めるまでは寝かしておこうかなあという感じです。まあ、何はともあれ『進撃の巨人』完結めでたいし、あとは冬のアニメを待つだけです。4話ずつまとめて映画館で公開してほしい。
『九龍ジェネリックロマンス』5巻。番組で喧嘩があって最後には、ぬいぐるみにされてしまうっていうのがあったけれど、『笑っていいとも!』山崎方正ハプニングのオマージュかな。謎がだんだんと明らかになってきて、切ない。この切なさは北川悠理さんが好きなやつですよね。スローロリスが子供の頃から好きだと『乃木坂どこへ』1話がめちゃキュートでした。さらば青春の光からぺこぱになったのが残念でならないのですけど、まあしょーがないですよね。『乃木坂どこへ』目当てでHulu登録したのだけども、『NOGIBINGO!8』なども観れてしまうので、それらに時間が消費されてしまうのはちょっとどうにかしないといけないなあと思う。『NOGIROOM』ではオーディションを受けた話してなどしているのも観れる。例によってYoutubeを貼りまくって終わりにします。『大豆田とわ子と三人の元夫』本編はあんまりわからなかったなー。坂元裕二が何を言及するかでみんな観ていて、私もそう観てしまうしでノイズが。それよりも『いつ恋』と『最高の離婚』という二大ドラマの再放送に私は夢中でした。日プは1をやっていたときに、2が始まったら必ず見ようと思っていたのだけども、最初の方を逃してから見る気が失せてしまって諦めてしまった。3が始まったら今度は絶対観よう。あと、知り合い何人かで話を共有しないと楽しくなさそう。弓木さん、マレーシアの音楽大学に留学とのこと。すごいや。おしみんまるがド直球のコントをやっているのに再生回数が少ない!みんな観るべきだ。趣里ちゃんの涼しそうな夏。よっひの進撃インタビュー。令和ロマン、ABC決勝に行けなかったけども、来年、再来年には爆発していそう。今カナメストーンとか言ってる人は遅いですね。今は令和ロマンなのです。ショーゴが痩せてめちゃカッコよくなっている。バッツネの窪塚洋介に憧れる男のルーティン。目がバキバキで最高っす。『NEWニューヨーク』キングオブキングでのベストシーンは屋敷が瞬時に繰り出した「手ついてねぇぞ」です。トリプルファイヤー吉田が生きている。吉田靖直がどうにかこうにか生きていける世界だと安心だ。南沙良さんの仕草や声色などの全てが掛橋沙耶香であることに気づきました。掛橋沙耶香と林瑠奈のSHOWROOM激ヤバですよね。久保史緒里「夜は短し歩けよ乙女」舞台配信されていたようなので観ても良かったなあと後悔。今年も半分終わってしまいましたね。残念です。人生で初めて歯が痛いけど無視してる。どうしよ。