午前中で部活が終わって、家に帰り、お風呂に入って、ご飯を食べてすぐに家を出る。髪はまだ少し濡れたままで自転車を走らせる。友達の家に着いた頃にはもう乾いていて、さっそくみんなでモンハンをやったりするのだ。クエストには4人でしかいけないので4人で集まったりしてると4と2で分かれることになってしまって喧嘩になる(3で分かれることもできるけど、それだとクエストが厳しくなるからダメなのだ)。飽きたらサッカーでもしよう。というようなことはもうないのだなあと思うと悲しい。暑い。中島セナが夏を走る映像を観ていると、なぜだかいつかの記憶に思いをめぐらせてしまうのだ。A_o『BLUE SOULS』もめちゃ良い曲だし、「何が起こるかはわからない でも君が見えた」から「何が起きても構わない 今も君が見える」というのはあまりにも感動的。今年の夏には銀杏BOYZ『少年少女』もある。こちらの歌詞は「今 目と目があった その瞬間から…」と始まる。『ハライチのターン』で岩井が『Sonny Boy -サニーボーイ-』の完璧な1話について話していたけれど、ほんっとにあれは完璧でしたよね。落下する運動からの浮上して水面から顔を出す。視界が一気に暗闇から“青”に開けて、銀杏BOYZ『少年少女』が鳴る。凄まじい。アニメもジュール・ヴェルヌ『十五少年漂流記』や大江健三郎『芽むしり仔撃』などのように、漂流した未成年たちがルールを作っていくというストーリーで楽しいし、うまくミステリーを絡めて引きを作るのもたいへん上手だ。キャラの魅力も充実ですし、CV大西沙織の声色は異彩を放つ特有のアニメ感を引き出している。これからまだ始まるものもあるかもしれないけども、夏アニメは『小林さんちのメイドラゴンS』『Sonny Boy -サニーボーイ-』を観ています。少ないですね。それと、『冴えない彼女の育てかた Fine』Netflixで配信されるということで、『冴えカノ』を一気観してしまったりもした。なんとも幸福な時間!『冴えカノ』を観ていると、「私はアニメを観ているのだ!」と感じることができるので好きなのだ。加藤恵というキャラクターの発明とベッタベタなアニメ脚本やカメラの位置にも素直にアニメを観ているなあ、と(よくない部分もあるけれど)。『アニ番』で盛り上がる岩井勇気と、お前は誰派?加藤?詩羽先輩?と楽しかったあのときが懐かしいですね。倫理くんも他のみんなもキモくて良キャラなのです。ちなみに私は、澤村・スペンサー・英梨々が好き。サークルというもので繋がれる彼らのコミュニティのようなのがいつまでも私にもあればいいなあと思う。同じカルチャーや共通言語を共有できていて、何も言わずにだいたいのことが分かり合えるというのは本当に奇跡に近い。
友達と話すと、もはや誰も小説とか映画とか読んだり観たりしてないよね、ということに最近気がつく。私は何かを共有していないとお話しするのが難しくなってしまうので、これは由々しき事態だなあ、と。共通言語がないというのやはりなかなか厳しくて、東京オリンピックのゴタゴタや社会の終わりとかもそんなに気にしていない人のほうが大半であることもわかってきたし、みんなそんなに怒ってたり悲しんでたり不安に感じたりしていないのだ。それなら、なんだか私も「どーでもいっかあ」という気持ちになってくるし、まあ実際ほんとにどうでも良いのだとも思う。みんな忙しい。誰とも共有できない最近読んでよかったものをいつもの通りにここにならべてみます。最近の読書記録。
社会の影響を内面化してしまい、参ってしまう私たちはどうにもカリカリ、鬱々、モヤモヤしていて、自然や社会の崩壊ただ待ちながら狼狽えているわけですが、ローレン・グロフ『丸い地球の何処かの曲がり角で』はそのことについて書かれていて、今のムードによく合う本だと思う。崩壊を目の当たりにしながらもそれでも少し希望のようなものも描かれているのに感傷的になってしまうし、こうやって悩んでる人の言葉というもの自体が希望だ。この悩みこそが健全であるのだと思う(それで、まあでもどうでも良いかと思うことも大切なのだなあとも思うし)。久しぶりにムーミンも読んだ。ムーミンではその悩みが自然を通される。
解説にある高橋静男「いのちの不安」という文章があって、それがとても良い。まずもって、彗星と地球の衝突、海がきえる、空気が熱くなる、地震、津波、地割れ、大洪水、飢饉、イナゴの大群、植物の異常繁殖、魔もの、ニョロニョロ、氷姫、モラン、世界が破滅するとおびえるフィリフヨンカなどなど、“いのちの不安”を感じされる物語が多くて、それはヤンソンが子ども時代に経験した戦争の影響が大きいだろうということが書かれる。それでも、ムーミンの世界で描かれるのは戦争ではなくて自然が危険にさらされていることだけである、と。これだけたくさんのサインが出されているのにどうして止まらないのだろうね、戦争という恐ろしい事態にまで可視化されないと止まらないのかな、と。でもトーベ・ヤンソンは自然の怖さと豊かさを書いていて、そこに私たちのすみかはあるはずなのに、と。
ヤンソンさんの詩「ムーミントロールの歌」の結びは、「大地に、大気に、水、それがぼくらのすみかなのさ。」となっています。それは、ムーミン童話全体に強くつらぬかれている考え方です。ヤンソンさんは、自然が美しく、自由で平和な国フィンランドで、いまも、人間と世界と自然と地球のことを考え続けているような気がしてなりません。p341
ナウシカでいうところの「ちがう いのちは闇の中のまたたく光だ‼︎」ということだし、自然の怖さと豊かさとの向き合い方は『おかえりモネ』でも描かれていることで、怖さにばかり固執するモネがその怖さを感じながらも豊かさにも目を向けるというのには良い脚本だなあと思う。『おかえりモネ』東京編になってからとても楽しく観ている。東京に行って前髪がどうなるか、を注目していたのだけれど、前髪なしになりましたね。かわいい。清原伽耶は「はあ…えー…ん?…およよ」という顔をするのが上手だなあと思う。
漫画。『BLUE GIANT EXPLORER』3巻を読んだ。読んでない人がいれば、もうほんっとに読むことを推奨します。いまから読むのであれば、坪井さんというジャスドラマーの方が感想をあげているので、セットで進めていくのがおすすめ。
この方のレビューとにかくめちゃ熱くて良いのだ。プロからの視点や予備知識を与えてくれるので、もうすでに『BLUE GIANT』ファンである人も観てみると楽しいと思う。あまりに熱くて嫌になってしまったら、ソッと閉じれば良いだけですしね。
『おお振り』も読んだ。もうすぐやっと1年が終わる。部員のみんなは散らばって神奈川県の高校を視察に。2年生に上がるということで、ここからは部活への参加の仕方や大学受験をどうするかなどもしっかりと描かれていくのだろうという雰囲気が漂い始めている。そこで、「部活なんて別にやめてもいいんだよ」と言う大人が出てきてくれるのは良いですね。『おお振り』みんなめちゃ野球への情熱があるけども、それに疲れてくる部員も出てくるだろうし、これからも楽しみに読んでいこう。次巻は半年後だ。次巻では、埼玉から群馬(80キロ弱)をみんなで歩くそうですよ!なんそれ!ですね。私もいわゆる“公立の部活”ぐらいに取り組んでいたのだけれど、サッカーは今でもちゃんと好きだし、みんな自分の距離感を持って楽しめれば良いよね。『おお振り』での審判の知識などの充実も様々な道へと向けられている証左なのだ。漫画だと『ルックバック』があったけれども、そのあとの一部修正の対応とかあんまし良くなかった。あれだとほんとに良くない。
サッカーのこと。ユヴェントスはクリスティアーノ・ロナウドがいる間は大きな補強はできそうにないので、今季オフは中盤の整理が中心だ。EURO2020で活躍したロカテッリを連れてくるのがミッションだけども、なかなか上手く内容がまとまらないようで長引いている。バルセロナからピャニッチ帰還もありそうだったけれど、アッレグリがラムジーへの信頼を言及したので、これもなさそう。まあ、いちばん重要なことはアッレグリが復帰したことであるから、何も心配することはないのですがね。マッケニーへの役割づけやタスクの徹底もプレマッチで明確になっていきそうでこれも楽しみだなあ。あとそう、デミラルを売ってしまうという噂があるのでそれは注目しとかなきゃいけない。絶対ダメでしょう。しかし、キエッリーニとボヌッチのコンビがあと1、2年やれてしまうことを考慮すると、デミラルを無理にベンチに座らせておくのも良くはないよなあと思うわけですし、難しいところだ。マリノスはオナイウとボスが夏に放出、補強は宮市とケンユー。ケンユーどうなんだ?という感じですが、ハマれば点を取ってくれる選手であることは周知のことなのだけど、試合を見てみないとどうにも判断できない。宮市のコンディションが上がって爆速を見れるはいつ頃になるかな。期待していよう。
最近は、社会の喧騒から逃げるようにClairoと安倍勇磨を聞いていた。『おまえも』『意味なんかなくても』『おたより』好きです。社会は忙しくてやんなっちゃうよね。ゆっくりやろうぜ、と歌ってくれる。
『サイダーのように言葉が湧き上がる』は毎日聴いていて、映画も観に行きたいなあと思っている。今年の夏のアニメ映画は細田守ばっかしかと思っていたけれど、Twitterを眺めるとみんなサイダーも観に行っているようなので、良いですね。never young beachといえば『お別れの歌』という素晴らしい楽曲の素晴らしいミュージックビデオがあるわけでして、あの小松菜奈の魅力的なシーンの連続にニコニコしてしまうわけでして。そんな小松菜奈と焼肉に行くだけというよくわからないけれどもサイコーな記事を発見したので、お知らせします。4年くらい前のものだけど。
YAKINIKU GIRL!! - 小松菜奈と焼肉を食べに行く。 | CULTURE | GIRL HOUYHNHNMgirl.houyhnhnm.jp
これは一体どういう意図の記事なのだろう。不思議だけど、サイコゥ!サイコゥ!サイコゥ!だ。今なら掛橋沙耶香にやってほしいですね。えへへと笑って、絶対肉を焼く係はやらなそうだけども。最近だと西野七瀬が表紙のBRUTUSとかあった。焼肉。
焼肉ってどうですかね。私はそんなに惹かれないのだけど、美味しいお肉を食べたことがないからかもしれませんね。BRUTUS焼肉回の表紙が掛橋沙耶香になったら買おう。何年が辛いだろう(「何年後くらいだろう」と入力したのだけど、「何年が辛いだろう」となった。私のiPhoneは疲弊している)。肉持ち微笑み西野七瀬はかわいい。『孤狼の血 LEVEL2』楽しみだなあ。
7月はカネコアヤノのライブに行ってからは『よすが』もたくさん聴いた。『抱擁』は今年1番の曲だと思っている。武道館もちゃんと開催されるといいな…どうかな。
夏だからかなんだかわからないのだけれど、Suchmosもよく聴いている。『THE ASHTRAY』がお気に入り。2021年に入ってから乃木坂への興味関心が再燃しているのでプレイリストを作ったりしてしまった。ピッタリ46曲。
どうですかね。なかなか良いセットリストだと思うのだけど。『乃木坂工事中』もYoutubeで観れるようになって大変便利。未だに和田まあやがいるのとか観るとなんだかジーンときてしまう。4期生を中心に観て、これから3期生も観ていくぞ!と失われた3年くらいを取り戻そうと意気込んでいたら、大園桃子卒業発表という報せがあったりもした。みんな頑張ってるんですよね。つらいなあ。アジカン『ソラニン』THE FIRST TAKE良かったなあ。
さよなら それもいいさ
どこかで元気にやれよ
さよなら 僕もどーにかやるさ
さよなら そうするよ wow
僕は樺澤マネージャーみたく「生きるのがめんどくさい」という感じで生きていくのだと思う。7月の24時のハコ-ヒコロヒーもおもしろかった。『24時のハコ』は全4回なのでこれから何かが起こりそう!というとこで終わってしまうので、いろんな人が担当するのは嬉しいけど、これがどうにか何かにつながってほしい。なんかもっといろいろありそうだけれど、忘れてしまったなあ。やだなあ8月。オリンピックスペイン代表ダニ・オルモくんはNetflix 『ストレンジャー・シングス』シーズン4に出演していそうなナイスな顔で良い。学園ものにいる意地悪くんだ。