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「ハライチのターン」inパシフィコ横浜 RADIO EXPO〜TBSラジオ万博2020〜

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毎週木曜24時に放送されている「ハライチのターン」がパシフィコ横浜にやってきた。前年までのラジフェスではアルコ&ピース、うしろシティ、ハライチの24時台三兄弟で大食いバトルを繰り広げていたが、今年はハライチのターン単独の舞台となり、完全なる「ハライチのターン」の内輪ノリである。

夜のラインが流れて岩井勇気澤部佑の2人が登壇。

ハライチのターン聴いてますか?

スタンドマイクを挟んで上手にいる澤部が聞く。多くの手が上がり、アニニャンからいる人もいるんですか?と続けて聞くと同じくらいの手が上がった。「なんだよアニニャンリスナーかよ!」と澤部が吠える。「違いますよ、この人たちは津田健次郎さんと福山潤さんのファンですから」と岩井が言い、「コミュニケーション能力が大切らしいですよ」と始まった挨拶がわりの漫才を披露して「ハライチのターン」がスタートする。

「ハライチのターン」にはその時のブームがある。生まれては消えていくネタコーナーのように、最近の話題はマックのハンバーガーだ。澤部がダブルチーズバーガーが好きだと言うのを岩井は馬鹿にして笑う。

ダブルチーズバーガーって、ただチーズバーガーが2個あるだけなんだよ。

ダブルチーズバーガーってわんぱくな感じがするよね。

チーズバーガー2個頼んだ方が安いし、パン2個余んじゃん。

ダブルチーズバーガーと言うたびに岩井がヘラヘラと笑い、澤部が怒る。こんなにもくだらないのにとても楽しいのは、みんなが文脈を共有しているからだろう。くだらなければくだらないほど良いというように、澤部は多数決をとる。澤部派には手が疎らだったのに対し、岩井派には多くの手が上がった。

あーー、やってんな!!!岩井帝国民!!

「もう次いけよ」と澤部が言うと、「いってください、だろ」と岩井が訂正する。

岩井:あー、こいつ、こういう顔すんだよ。お前はエヴァも見ねえしよ。

澤部:なんだよ、早くいけよ!

岩井:ああ?いってくださいだろ

澤部が折れるまで何度もこの掛け合いが続いたあと、「ノリノリの(な)ターン!」という掛け声とともに別番組が始まる。

岩井:みんなで一緒に!ノリーッス!!

観客:ノリーッス!

岩井:まだまだ、ノリーッス!!

観客:ノリーッス!

岩井:まだまだ、ノリーッス!!

観客:ノリーッス!!

岩井:まだまだ、ノリーッ…

澤部:いや、もういいよ!!!!

このノリーッスの往復がいつものラジオを一方的に聴いている僕にとって「生なんだ」ということが大きく感動した。ミントグリーンのセットアップで身を包んだ坂下千里子も登壇して、海苔を食べる咀嚼音のサービス。「上顎にくっついちゃった(笑)」と言う坂下千里子の声がめちゃくちゃに可愛い。

坂下:私は毎朝、海苔をご飯で巻いて食べちゃいます!

岩井:すごいよね〜、海苔をご飯で巻くんだよ!ご飯を海苔で巻くんじゃないんだよ!(笑)

一旦、岩井と坂下は舞台裏にさがり何事もなかったように再び舞台上に。

「ハライチのターン」134回放送、坂下千里子生誕祭から3枚の写真を紹介。snowで加工した写真とキャベツの千切りをしている写真。岩井と澤部から思わず、「かわいいなあ」と声が漏れる。そんな可愛い坂下千里子の最近の悩みは老眼だそうで、クソ寅さんが解決するかと思いきや、お天道様に聞け!と放り投げて終了。今年の坂下千里子生誕祭では岩井勇気の生歌が聞けるようなので、とても楽しみだ!