昨日の今日

KINOUNOKYOU

お笑いとテレビと映画と本と音楽とサッカーと…

誰も住めなくなった街を

Pavement- "Harness Your Hopes" (Official Music Video) - YouTube 三寒四温とはこのことか!というような週でしたね。20度を超える日もあれば10度を下回る日もあって大変過ごしづらい。冬の寒さと暗さには精神的にまいってしまう感じもあるのだけれど、暖かくなってくると、ああ寒い方が好きだなと思ってしまう。そして、花粉症がつらい。5月くらいまで続くのかなあと考えると、それだけでもう憂鬱だ。地獄って“血の池”とか“針山”などを想像してしまうけれども、ずーっと鼻水が止まらない、目が痒いとかでも十分に地獄の刑罰としては機能するように思える。地獄っていうと橋本奈々未の「今生きてるこの世界が地獄かもしれないし…」を思い出してしまいますね。「善人でさえ救われる、まして悪人が救われるのはなおさらである」なので、他力本願に勤しみましょう。最近はPavement『Harness Your Hopes』のビデオが好きで寝る前などに繰り返し観ている。希望。靴を手にはめて瓶をラッパ飲みするのとことか素敵。靴って手にはめたくなりますよね。お風呂のタイルに歴史が詰め込まれているのもいい。ランジャタイ『このくそったれ人生にさよならぽんぽん』も何度も観ている。『このくそったれ人生にさよならぽんぽん』 ランジャタイ 漫才 - YouTube 伊藤さんの「くそったれ人生なの?まず…」が良すぎる。「さよならぽんぽん!」と唱えながら生きましょう。

月曜日。チェウォンと宮脇咲良のデビューが公式発表。嬉しい。そのウインクで世界を一瞬にして幸福に包んでくれる天使としてのチェウォンも好きなのだけれど、悪戯に邁進するお茶目なチェウォンも観ていて楽しい。[ENG sub] IZ*ONE CHU [1회] '아이즈원 꽃이 피었습니다' 컴백기념 인간 화환 리본 by 제작진 190321 EP.6 - YouTube 個人的なベストシーンは飾りを反対に被ってしまったミンジュに「もう〜ミンジュったら〜」と意地悪に揶揄うチェウォン。ミンジュがドオ〜。イジられる隙のあるミンジュも素敵ですよね。隙のある人間は素敵だ。松本いっか『日本三國』

を読む。データ×AIによる第4次産業革命による加速の果てに待っていたのは核戦争、ウイルス、相次ぐ大震災、経済格差…などなど。民衆の蜂起による国家の崩壊によって、やがて日本は3つに分割され、群雄割拠の戦乱へと突入。国家のトップに残虐な仕打ちを受け、大切な人を失った主人公がリベンジを果たすべくその知力を武器に成り上がっていく…というまあよくある雛形ではあるし、若干の村上龍的な装いを感じつつも続きが気になってページをめくってしまう。しかし、決して新しいものではないので、2巻、3巻となったときに失速しそうではある。期待して待ちたい。

『ロンハー』ナダルのドミノを観る。『おーい!ひろいき村』や『水曜日のダウンタウン』クロちゃんドミノなどスーパー面白いのがあったわけだけれど、今回のナダルのは普通に面白くなかったな。すべてのドミノチャレンジが面白いわけではないのだ、ということがわかりました。男性ブランコとかなすなかにしとかにドミノやってほしい。ラヴィットだ。そう、『ラヴィット!』も『いいとも!』みたいに曜日対抗ゲームしてほしいなあ、とずっと思っているのだけれど、そろそろやってくれませんかね。それかもうすぐ1周年なので、夜に『ラヴィット大運動会』などやってほしい。絶対楽しい。

水曜日。『ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 陣取り合戦』が久しぶりに開催。今回は千葉。河合くんのチームにはおいでやす小田が参戦して嬉しい。歩きの多い河合くんチームでも頑張っていましたよ。それと、やっぱ太川さんはそろそろ引退なのかあ、と思ってしまうシーンが増えてきたように思える。

『あちこちオードリー』で3回目のニューヨーク出演を観ていたら、大きめの地震。最近ので1番揺れた気がする。福島で震度6強だったようだ。画面には緊急地震速報の表示が出る。NHK、TBS、フジテレビ、日テレとチャンネルを変え、緊急ニュースになっていることを確認する。テレ東に戻ってくると、まだ『あちこちオードリー』は続いていて、トークが終わったところでニュースに切り替わった。停電になっているところもあるようだ。街に繰り出した報道記者にアナウンサーが外の様子を尋ねている。街灯などがつかなくなっているところもあるとカメラが向けられる。その背後で、飲み会帰りの若者や帰宅するスーツ姿の男のひとが映り込む。楽しそうな笑い声も聞こえてくる。昨年もこの3.11の時期に大きめの地震あったような気がする。地震、自身、自信、自心、慈心、時針、磁針、、、たくさん“じしん”がある。慈心って「情け深い心。 慈愛の心。 慈悲の心」とあって、地面を揺らし怖くて不安なものと同じ読み方で、それを補完する言葉があるのなんか良いですよね。「自信ありますか?」「はい、慈心あります」

木曜日。最近思うのだけれど、木曜日ってつまらない曜日ですよね。NAYEON-log “NAYEON’s Vacation” - YouTube ナヨンが大好きだと言っていたので、“タラタラしてんじゃね〜よ”を買ってきて、食べた。ユリが雪見だいふく好きと言っていれば雪見だいふくを食べるし、塩塚モエカがMilton Nascimento『Minas』がお気に入りと言えば『Minas』を聴くし、ナヨンが“タラタラしてんじゃね〜よ”好きだと言っていれば食べるのです。久しぶりにVLIVEも覗いてみたけれど、ずいぶん観ていないなあ、と溜息が出てしまった。YoutubeもVLIVEもチェックしたりするの無理じゃないですか。どうすれば良いのだ。私はよくないオタク思考みたいなものがあって、すべてをチェックしていないとそれだけでもうダメであるような気になってしまう。出演しているテレビもラジオも全部把握していないと気が済まないのだ。stand.fmやGERAが出てきてしまって、私は大変困っています!うれしいのだけども!IZ*ONEの『ENOZI Cam』もまだ全部観れていない。ほかのはほとんど観れた、と思う。OH MY GIRLのYoutube日本語字幕つけてほしいとずっと思っているけど、永遠につかない。ユヴェントス、あのビジャレアル戦は何だったのかね。ほんとにあれなんだったの。やる気なかったね。

金曜日。6年ぶりに復活の『共感百景』の#1がYoutubeで公開されていたので、観る。やっぱり吉田靖直が強すぎるのです。詩が長かったり、解説をしないとわからないのは素人の観ている側でも、ああ、ダメだなあとわかってしまう感じで、ヒコロヒーやハナコ秋山、呂布カルマがスベっていた、その点、吉田靖直のは短くパッと見て笑えるし、状況がありありと浮かんでくる。流石だ。

マリノスは土砂降りのなか試合を決行して、サガン鳥栖とドロー。水たまりにボールを掠め取られ、足元を滑らせたり、もはや試合になっていない感じだった。残念。CL抽選会の模様をWOWOWYoutubeチャンネルで観る。戸田和幸はシティとアトレティコの試合を注目していた。カウンターによってぶち抜かれるというなが数年前までのペップだったけれど、トッテナム*1以外で最近それは観てきないような気がする。どうなるだろうか。ジョアン・フェリックス躍動するだろうか。そうそう、ディバラの契約更新が暗礁に乗り上げているようだけれど、もしも……もしも別れがくるのであればジョアン・フェリックスどうかなあ…なんて考えてしまう。テクニックもあるし、なんたって華があるし。でも、やっぱザニオーロかな。

土曜日。『博士ちゃん』久しぶりの調味料回。こがけんが料理対決をし、おいでやす小田が見守っていた。NHKの深夜にガス・ヴァン・サント『グッド・ウィル・ハンティング』

が放映されていたので、なんとなくぼーっと観てしまう。図書館に置いてある重要な本の中身のほとんどを記憶し、大学教授が長年かけてようやっと解いた数式を瞬時に解くことができてしまう天才・ウィル。そうであるからして、衝動的な暴力による常態の崩壊を欲してしまう。それに入れ替わるものとして、書いてあるとか論理的とか道筋に従って正解に辿り着くのではない、人間と人間の対話というものによることにこそ精神が救われることが必要なのであって、心が止揚されるのであり、そこにきて旅立ちが可能になる、と。それとやっぱり能力主義的なテーマはあるだろうし、自らの能力でそれに見合った成果を獲得するというのはそうなのだけれど、やっぱりカネの問題になってくるとそうも言ってられないのか、どうなのか。あなたはピアノを弾けるが、僕は弾けない。僕は有機化学をいとも簡単に習得できるが、君はそうではない。それぞれにそれぞれの道がある。それは最後の電車に乗って自分のこれからを考える白眉なシーンによって描かれていて、レールに乗って進んでいきながらの風景を眺め、また別のレールを走る電車(これまでの親友たち)とすれ違う。そして、彼らと共にこれからの道を走っていくという車の後ろから捉えたラストシーン。美しい。昔に観たときはVHSだったので、今回のは、むちゃんこ画質いいように思えた。というかめちゃ良い。境遇などは違うのだけれども、才能のある若者という点でヘッセ『車輪の下』を思い起こすなどしてしまう。

日曜日。『鎌倉殿の13人』を観る。『溺れるナイフ』の菅田将暉が抜擢ということで、儚く美しい超越的な、孤高な、神話的な姿を想像していたのだけれど(アニメ『平家物語』はこっちだった)、本作の義経町田康『ギケイキ』に近い感じ人間臭い感じでしたね。

久しぶりにと思って、30ページくらい読んだら、めっちゃ面白くて声を出して笑って転げた。町田康自体が久々だったかもしれない。しかし、まだ2巻は読んでいないので、読まなければいけない。

ユヴェントスサレルニターナ戦。ディバラとヴラホヴィッチで2-0勝利。ユヴェントスとの契約が切れてしまうのなら、ジョアン・フェリックスが良いかもしらんなどと思っていたのだけれど、そんなのやっぱりダメだ。やっぱりディバラじゃなきゃダメなのだ…と感極まってしまった。ディバーラ、来シーズンもいてね。

『ガキ使』は2年半ぶりの「きき」シリーズだった。ききミルクティー午後の紅茶ミルクティーを飲んでいたときもあったけど、ここ最近は紅茶花伝ミルクティーが好きだな。

進撃の巨人』を泣きながら観る。もう私は毎週泣きながら観ているのです。今週は「もう戦いたくない…」と涙を流すアニのシーンで終わった。ミカサが華麗に人を切って、その血の雨を浴びる美しい作画は過去シーズンのエレンの姿を思い起こしてしまう。血の雨はミカサの涙である。泣いているのだ。『乃木坂工事中』には5期生が。15歳とかでなんでこんなところにいるのよ、と思う。IVEのイソとか14歳って頭がおかしくなる。『日向坂で会いましょう』は一時期の面白さが無くなってしまった。朝起きて、バルセロナがマドリーに4-0で勝利したハイライトを見てビックリ。シャビは天才だし、ブスケツはスーパー。すごいねー。やっぱり私はペップバルサ世代なので、強いバルセロナは嬉しいな。ここにイニエスタも合流してほしい。

*1:ステイシー・マーティンがスパーズファンだったいうのを最近知りました