昨日の今日

KINOUNOKYOU

お笑いとテレビと映画と本と音楽とサッカーと…

もはや誰も覚えてない


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藤原さくらの声はSuper goodだ。社会の喧騒で荒んだ心を癒してくれる。火曜日。NHK『うたコン』で『君は天然色』歌唱を観る。生放送。しかし、そこではスーパーオーケストラが音を響かせていたので、癒しの声を堪能するにはちと厳しい感じだったけれど、イエローに身を包んだ衣装とセンター分けはsuperクールでカックイイ。ピロンとした外ハネもかわいい。夏が来そうだったけれど、なんだかんだまだ来ない。

君は天然色

君は天然色

  • 発売日: 2021/05/18
  • メディア: MP3 ダウンロード
 
I Know I'm Funny haha

I Know I'm Funny haha

  • 発売日: 2021/05/18
  • メディア: MP3 ダウンロード
 
ATLANTA MILLIONAIRES CLUB

ATLANTA MILLIONAIRES CLUB

  • アーティスト:FAYE WEBSTER
  • 発売日: 2019/05/29
  • メディア: CD
 

Faye Websterの新譜が6月に出るそうで、前作を聴いたりしている。ぶじゅーっとキュートなジャケ。RAYの6月に出る新しいのがYouTubeにあがっていて期間限定で聴けるようになっております。シューゲイザーオルタナティブ


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『大豆田とわ子』第6話。かごめちゃんがいなくなってしまった。それも突然に。ドラマ終わりに、瑛太インスタライブを観る。なんとグランパスくんキャップを被っていた。『コントが始まる』での仲野太賀といい、グランパスくんブームが来ているのかしら、という感じだ。私はマリノスケ推しですし、Jリーグマスコット総選挙では、2020、2021とグランパスくんには勝ち越しているので、良いグッズがないかもしれないけど、ぜひともスタイリストさんにはマリノスケを起用してもらいたい。

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あと微妙に強くないチームが良いのかもしれない。それだから名古屋っていうのは絶妙なのかも(今季は強いけど)。『ロンハー』岡野さんの激辛完食とおいでやす小田のコウメ太夫化を目撃。最近、おいでやす小田には、かりそめ天国presents『せいやのエプロン』みたいな企画をやってほしいと思っている。「なんやねん!これーー」と叫んで、先生に白い目で見られてほしい。

『クレイジージャニー』1年ぶりに再集結SPを観た。佐藤健寿と丸山ゴンザレス。コロナ禍に突入する前のアメリカのお祭り“バーニングマン”を撮影しに行く佐藤健寿。相変わらずめちゃカッコよいですし、佇まいに憧れるなー。1週間だけ砂漠に現れる架空都市に集い、人々はモニュメントを作り出す。食べ、踊り、眠る。バーニングマン。なんじゃそれ、ですよね。

奇界遺産3

奇界遺産3

  • 作者:佐藤 健寿
  • 発売日: 2021/05/19
  • メディア: 大型本
 

『奇界遺産3』も発売されて、そこに収録されているようです。買いだ。4180円と値が張るわけですが、手に入れたいですね。いつかゲットできるといいなあ。丸山ゴンザレスは「マリファナ解禁後のLAの光と闇」とディープな内容だった。ギャングにインタビューしているあたりで、『突然ですが占ってもいいですか?』TWICE占いが始まってしまったので、チャンネルを切り替える。モモが韓国では占いに行ったことがあるけど、日本では行ったことないので楽しみです!と言っていたけど、韓国では『SIXTEEN』で日本人メンバーで行っていたよね。確か。星ひとみさん占いの内容としては当たり障りないことで、しかし、未来のことに言及しようとするとなんだか暗闇に突入していきそうだっので、まあこんなものかぁという感じですね。チェヨンがアラジンのジャスミンみたいな衣装で可愛かった。TWICE占いが終わって、『クレイジージャーニー』に戻ると、デスドラッグを打ちまくる男の映像に出くわしてしまい、身体が冷えた。ドラッグを打ちまくる彼らにも、孤独、病気、目前に迫る死などの理由があって、最後に安らぎが欲しいというのだった。寝る前に、なぜだか『今そこにある危機』を観た。お話の進行もアクションシーンも特別なところはないのだけれど、こういう映画はたまに観ると心地が良いものですね。車で逃走した先が行き止まりで、目の前に現れた敵がロケットランチャーでボッカーンとやってくるのとか、ウェーイとなります。お約束だ。しかし、めーちゃ長いのだけど、こういうのは長くなってしまいがちだよな。イーストウッドに任せたからきっかり90分で仕上げてくれそう。もしくはもっと長くなるとかもありそうかな。

今そこにある危機 [DVD]

今そこにある危機 [DVD]

  • 発売日: 2002/06/07
  • メディア: DVD
 

Netflixだと今月までの配信だそうで一応チェックしとくかみたいな人はお早めに。

最高の離婚』3話を観た。光生が灯里の大切にしていたJUDY AND MARYの曲を

何このくだらない歌、安っぽい花柄の便座カバーみたいな音楽だ

と言った過去などが明かされ、「死ねばいいのに…」が残響が中空を漂いつづける50分ちょっとでした。私もポロッと言った何かで人を絶望させているかもしれないよな。人間という生き物は他者を傷つけながら歩むしかないのだから悲しい生き物だ。Netflixで『進撃の巨人』を1話から観直しているのですが、それもつまるところはそこから始まるのですよね。壁の中に囲まれたところで、他者に危害を加えない限りで、“自由”を享受していれば幸福なのか、真の自由なのか、違うだろとエレンは進撃をする(駆逐に向かう)のだけれど、しかし、自由というのは他者との間に生まれるのだからなあ、という。むずいよなあ。押井守の新書『ひとまず、信じない』が端的に言いまとめているので、それを引用すると、

何も持たないことが自由だと勘違いしている人がいる。結婚したり、子供を持ったり、会社で役職に就いたりすると、面倒を抱えることになる。だから、そんなものはない方が自由だという理屈である。しかし、その考えが正しいとはとうてい思えない。「自由」は人間が勝ち得た最大の他人からという言われ方がよくなされるが、「自由」そのものに絶対的な価値があるわけではない。自由とは抽象的な概念ではなく、何かをなすための方法論的な価値でしかない。自由そのものに、最終的な価値があるわけではないのである。こういう言葉が誤解されて拡散し、大量に消費されるのが現代社会の特徴だ。「自由」「平等」「平和」といった概念が、それ自体の価値によって何物にも代えられないという誤解である。それが意味することを十分に吟味することもなく、ただ、抽象的な言葉の概念だけで、それ自体の価値を犯すべきではないという思い込み。これらが、本質的な問題を見えなくしているだけだ。p116-117

押井守『ひとまず、信じない』

というわけなのだけど、私は『花束みたいな〜』の麦くんと絹ちゃんみたいに「押井守!神!」とは信仰していないし、まあ『攻殻機動隊』のね、人よね、くらいにしか認識していないので、どうですかね。なんだか、最近、言ってることはわかるし、たぶんそれが“善き生”なのかもしれない、とは首肯するのだけども、どうにも腹落ちしない感じで、うーん、むずいと頭を悩ませるみたいなことを繰り返している。

『いつ恋』5話。再放送。坂口健太郎森川葵がすべてをぶち壊すお鍋パーティー。いや、元々壊れていたものを、「これは壊れているよ」と告白するシーンである。むちゃ最悪なシーンなので、リアルタイム放送当時、これのせいで私は森川葵のことがかなり嫌いになってしまったのだけども(今はそんなこともなくなって森川葵好きですし、どんな特技も習得できてしまうの尊敬しています)、改めて観てもすっごいシーンだ。とりわけ「だべした」という方言からの「好きよ、好きよ、…」のセリフは恐ろしい。それと、八千草薫が音ちゃんに「練と同じでクソ真面目なんだから」と言うシーンがあったのだけれど、これ良いですよね。“クソ”って言うの。

土曜日。『博士ちゃん』を観る。今週は絶滅動物博士ちゃんでした。スミロドンというサーベルタイガーの一種の絶滅ちゃんを紹介してくれたのだけど、獲物を捕らえるために筋肉を増やしていったら動きがトロくなって絶滅してしまったらしい。『ドラゴンボール』のトランクスじゃん!となりました。精神と時の部屋でムキムキマッチョになって自信満々のトランクスがセルに呆気なく負けてしまうやつです。ベジータのようにバランよく鍛えるべきだったのだ。21時になり『IPPONグランプリ』を観る。誰かが欠席になった場合の控えとしてスタンバイされていたニューヨーク屋敷とおいでやす小田が観客席に。前回観客側だった野田クリスタルがプレイヤーにいるので、近いうちに2人がIPPONを取るところを見られるのかもしれないと思うと嬉しい。おいでやす小田が0ポイントを取って「なんでやねーーん!」と叫ぶのが想像できてしまう。『オードリーANN』で若林が昔、裁判傍聴に行くのが趣味だった話が面白かった。次回法廷の日程決めがラフなのとかわかる。私も大学一年生の頃に裁判傍聴に3回くらい行ったことあって、覚えているのは中国人留学生の風俗店での不法就労。傍聴席には私も含めて2人くらいしかいなくて、裁判長が話し、それを中国語に訳す人が話し、左右にある検察と弁護士が話し、被告人はずっと泣いていた。裁判傍聴ってなかなかヘビーなので私は趣味にはできないと思う。

シネコンでフローリアン・ゼレール『ファーザー』を観た。面白かった…!自由すぎる思考としての巧みな映像編集に唸ってしまった。“ドア”が良いのだ。あとアンソニー・ホプキンスも良かった。ハネケ『アムール 』を思い出したりもしました。しかし、相変わらず、映画館は営業が許されていないところもあるし、これから緊急事態宣言はまた延長されるようですが、大変だなあ。東京オリンピックも説明なくなんとなく始められてしまいそうだし、「種の保存」とかのワードも飛び出すしなあ。ミルトン・マイヤー『彼らは自由だと思っていた』を読み終えた。著者がドイツの田舎村を訪れ、人々の声を記録したレパートである。

そこに出てくるニーメラー牧師の言及には身につまされる。

ニーメラー牧師は、(御自分についてはあまりにも謙虚に)何千何万という私たちのような人間を代弁して、こう語られました。ナチ党が共産主義を攻撃したとき、私は自分が多少不安だったが、共産主義者でなかったから何もしなかった。ついでナチ党は社会主義者を攻撃した。私は前よりも不安だったが、社会主義者ではなかったから何もしなかった。ついで学校が、新聞が、ユダヤ人等々が攻撃された。私はずっと不安だったが、まだ何もしなかった。ナチ党はついに教会を攻撃した。私は牧師だったから行動したーしかし、それは遅すぎた、と」

ミルトン・マイヤー『彼らは自由だと思っていた』

他者がいるから私たちがいるのであるから、他者が消されるということは私たちが消されることでもあるのだなー。

私の推しYouTuberであるコスメティック田中さんが「国会図書館にはちゃお2002年12月号はあるのか?」という検証をしていました。最高!国会図書館行ってみたいですねー。


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動画のなかで、“ちゃお”と検索をかけて出てきた『初体験しちゃお❤︎』を借りているのですが、私もたまにこういうのやる。ネットで検索かけたり、人に聞いても、同じような本としか出会えないから、適当に“自由”とか“死”とか“思想”とか入れて良さそうなのを借りることがある。おすすめです。けど、普通に必読書を読んだ方が多分良い。人間には時間が限られているのだ。深夜にユヴェントスのシーズン最終節を見届ける。CL権を取るには勝つしかなかったのだけど、ここにきてピルロロナウドをベンチに置くことを決断してくれた!ディバラはさすがの活躍を見せてくれて、見事に4-1の勝利で、ナポリが引き分けてくれたのもあって、無事にCL権ゲットできました!ナイス!ほんとに良かった。ハーフタイムにインスタライブで窪塚洋介の酔っ払い配信を観たのだけども、「ワクチン打つくらいならシャブ打ちな!!」と言っていた。