昨日の今日

KINOUNOKYOU

お笑いとテレビと映画と本と音楽とサッカーと…

浮かべても浮かばないはずなのに

たまっているアニメとか、ドラマ版『夢中さ君に』とかををダラダラ観ながら消化していく日曜日のはじまり。ねむー。『呪術廻戦』微妙に飽きてきた。ヒロアカのクールダウンしてるときっぽいからそのうち急に面白くなったりするんだろうな。しかし、ちょっぴり展開はやくて疲れちゃうのでもうほんとに『ゆるキャン△』とかがいいや〜となってしまう。『夢中さ君に』塚原あゆ子演出なんだけれども、キャスティングからして全然気合入ってないので、なかなか良いと思えない。せめて黒髪の子を連れてくるとかできなかったんだろうか。あー日曜日午後のテレビつまんねーとか思いながらぼけぇーとしていたら、急に「そうだ、『花束みたいな恋をした』を観に行こう」と閃いて、身支度を速攻で済ませて家を飛び出す。

ゆとりっ娘たちのたわごと | Podcast on Spotifyopen.spotify.com

『ゆとりっ娘のたわごと』を聴こうと思ったけどイヤホンがない。ポケットやカバンのなかを探してもないので、忘れて“電車に乗って”しまったんだなと気づいて最悪な気持ちなる。急いで家を出てはダメだ。ひどく退屈な時間を過ごさなくてはいけなくなってしまい、なんともなしに目を瞑って無になろうとしたけど、電車瞑想とか流行るかなと考えたり、スマホ触ったりしちゃうので全然ダメ。スマホ依存だ。『カナメストーンのカナメちゃん村』のゲストに来ていて、そこで知ったのだけども、『ゆとりっ娘のたわごと』いい。なんにも聴く気が起きないときに流したりするんだけど、とにかくちょうど良くていいのです。顔とかも全く知らないのも良くてこのまま姿形は知らないままに聴いていこうと思います。ときに何故、女子は“人が人を好きになる瞬間”というのを説明するときに『ハチミツとクローバー』を引用するのでしょうか。そんなに面白いのだろうか。全く読んだことがないので、最近のちょっとだけ気になるリストに入っていまする。

坂元裕二『花束みたいな恋をした』観て、書いたエントリー。みんなが書いてないふうなのを…と思ったら少し奇を衒ったものになってしまって、無駄に長くもなってしまうし、良くないなぁと思った。ちょっとずつ加筆修正していくかもしれないです。

ユリイカ2021年2月号 特集=坂元裕二』の満島ひかり坂元裕二のリモート対談を読んだでしょうか。『花束みたいな恋をした』よりも楽しい会話がたくさんあって、最高なのです。始まりからいい。

坂元 おはようございます。

満島 おはようございます。リモートって面白いですね。

坂元 あんまりやらないですか?

満島 三回目くらいかな?リモートの距離感ってちょっと不思議です。この世にいない人としゃべってるみたい。

坂元 (笑)

満島 わかります?相手が同じ時間を生きてる感じがしない。

坂元 わかんない(笑)。お天気中継の相手と話しているような気分です。電話で話すよりは遠く感じたりはするかな。

満島ひかりの笑い声が聞こえてくるではないか!生きてる会話だ。このあとも全部いいのでおすすめ。坂元裕二が昔レゲエっぽい髪型してたとかいう、ほんとかどうかわからない発言があったりします。

東京03飯塚との対談とかも面白かった。帰りは“電車に揺られながら”乗代雄介『本物の読書家』を読む。『花束みたいな恋をした』ポップカルチャー列挙の軽さとは違って、内容にも触れた、引用としての重さを持った文学たちが登場する。手から手へと渡される本を描いた表紙のデザインがもう最高だし、文体も滑らかだけども若くて力の入ってるようなところもあって、なんだかいい。川端康成が重要な人物として出てくるんだけど、『伊豆の踊子』くらいしか読んだことなくて、読まなければ…という焦燥感に襲われた。

本物の読書家

本物の読書家

  • 作者:乗代 雄介
  • 発売日: 2017/11/24
  • メディア: 単行本
 

帰宅して、『麒麟がくる』をリアタイできないことは確定していたので、まんまと 『有村架純の撮休』を観てしまう。有村架純って可愛くないけど可愛い。七尾旅人の音楽でゆったり観れる幸せがあるし、今泉力哉のカットが切れない贅沢な時間の使い方もいいなと思う。竹内アンナ『RIDE ON WEEKEND』も良い。月曜日は『監察医 朝顔』を見逃した。でもそのとき何をしていたのか全く思い出せない。こわい。

火曜日。『相席食堂』ゴールデンSPを観る。今年もM-1ファイナリストによるロケのグランプリ。決勝と同じ出順だったので、ニューヨークは3番目、そのあとが見取り図といった感じで、この2組とても面白かった。嶋佐はまだ黒髪だったけど、金髪の方がいいなと思った。リリーもずっとコーンロウでもいいじゃんと思いました。あとは、オズワルドの奇跡とかも笑った。でもやっぱり1組あたりの尺が短すぎるのもあったし、去年のが面白すぎたというのもあってなかなか物足りない内容だったな。どうやら視聴率もちゃんと低いらしい。去年のぺこぱの街ブラ編集のヤバさとか10回くらい観て涙流しながら笑っていたのとか思い出して、今回はその編集した人はいたのかな?と気になって夜にしか眠れません。『さまぁ〜ず論』の録画を観て寝る。ニューヨークがまた悩みを投げかけている。

羊文学『ghost』のMVがいい。


羊文学「ghost」Official Music Video

ゆっくりパンするカメラが何かの気配を探しながら不安げに風景を捉えていく。衣装も風景に溶け込むような色合いを纏っていて、音だけが漂うように空気を振動させている。Netflixストレンジャー・シングス』のあるシーンを想起しながら、曲の世界観を形作っていったそうな。見えないものを信じるという想像力をめぐる話は今の私たちに最も必要なものだ。定点観測な映像はデヴィッド・ロウリー『A GHOST STORY』っぽさもあっていい。

水曜日。加藤千恵中村航『真っ昼間のドーナッツ』を観る。この感じが復活して本当に嬉しい。題名を決めるにあたって朝井リョウに連絡をしたというのもなんか良かった。『ヨブンのこと』終わるし、月に一回とかここにくるとかありそう。

green diary [初回限定盤] [CD + Blu-ray]

green diary [初回限定盤] [CD + Blu-ray]

  • アーティスト:中島愛
  • 発売日: 2021/02/03
  • メディア: CD
 

中島愛の『green diary』聴く。久しぶりのフルアルバムで、尾崎雄貴(BBHF)、清竜人tofubeats、三浦康嗣(□□□)、宮川弾RAM RIDER吉澤嘉代子と豪華な布陣だ。聴いてすぐに身体に馴染むキャッチーな曲群に最高傑作の予感。オープニングナンバーである『Over&Over』から心を掴まれるし、清竜人印かのような♡マークが刻印されている『ハイブリッド♡スターチス』とRAM RIDER『窓際のジェラシー』も楽しい。販促活動のアトロクにて、松本隆×菅野よう子星間飛行』の「キラッ!☆」をみんなで待つという時間に微笑んでしまいました。宇垣美里がうるさかったなあ(良い意味です)。


星間飛行 中島愛

松本隆。いなくなってからその存在がより強くなってきている。というよりも今まで意識していなかっただけかもしれないけど。

夕方にSuchmosが活動休止するという報せが入る。TAIKINGは元気そうだったけど、その他のみんなはなんかどんよりしてたもんな。YONCEとOKとかげっそりしてたし、ひとまずしっかり休んでくださいー。RyohuくんとのGIRL最高だし、スーパーゆるく復活しちゃってください。


Suchmos - GIRL feat. Ryohu [Official Music Video]

『花束みたいな恋をした』のせいか、スピッツとかくるりとかを聴いた。懐かしむ心がムクムクと育っているのだ。

RECYCLE Greatest Hits of SPITZ

RECYCLE Greatest Hits of SPITZ

  • アーティスト:スピッツ
  • 発売日: 1999/12/15
  • メディア: CD
 
ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER

ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER

  • アーティスト:くるり
  • 発売日: 2006/07/26
  • メディア: CD
 

『RECYCLE Greatest Hits of SPITZ』の収録曲が凄まじい。非公式ベストアルバムでSpotifyにはないんだけれど、同じ曲順でプレイリストを作ってくれている人がいた。『君が思い出になる前に』『空も飛べるはず』『青い車』『スパイダー』『ロビンソン』『涙がキラリ☆』『チェリー』『渚』『スカーレット』『夢じゃない』『運命の人』『冷たい頬』『楓』全部最強だな〜とじんわりしてしまった。無人島にひとつ持っていくならコレかもしれないとさえ思えてくる。f:id:You1999:20210205023227j:imageトリンドル玲奈のインスタライブ『トリラジオ』を聴いて癒される。『テラスハウス』を観なくなってから、トリンドル不足だということを痛感している私としては、こういうのが定期的にあるだけでとても助かるのです。画面は真っ暗、声だけの放送だけども、そうであるからこその距離を感じさせないオアシスになる。リスナーのことを「コトリ」か「トリラー」のどっちにしようか、最近始めたYouTubeの話(本田翼がチャンネル登録してくれて嬉しいとか)、豆乳ヨーグルト、牛丼は松屋派、うどんは丸亀製麺はなまるうどんも好き)、ジャルジャルYouTubeチャンネルに出演したことなどなど、だいたい60分くらいでいろんなお話をしてくれる。かわいい声がほんとに癒しだ。必ずチェックしたいんだけども、曜日や時間が決まっているわけではないらしく、ゲリラ的に始まるようなので気にしてないと聴き逃してしまいそう…。


自撮りでオールバックされるトリンドル玲奈って奴

トリラジオが終わってからすぐに『ジャルジャルアイランド』へと駆けつける。スーパースタイリスト然とした後藤がジェルを手に馴染ませながらトリンドル玲奈の髪を固めていく。たまにグッ‼︎と抑えたときに、おおっとビックリするトリちゃんがかわいい。チャンネルを遡っていろいろと覗いていると松本穂香もこの餌食になっていた。


松本穂香のヘアメイクでオールバックする美容師【日常撮る奴】

ここでもやっぱりスーパースタイリスト後藤がグッ‼︎と抑えたときに、およよとちょっとだけびっくりするのがかわいい。『Ramen with me』でラーメンを食べる女優の様子を観るのもいいけれど、オールバックに変えられていく女優を観るのもいいかもしらん。有村架純、本田翼、中条あやみ浜辺美波今田美桜とかとかガシガシやってほしい。しかし、浜辺美波だとグッ‼︎てやったときに首が折れてしまうかもな。

木曜日。『アメトーーク 今年が大事芸人』がめちゃ最高だった。ニューヨーク、ぺこぱ、おいでやすこが、3時のヒロイン四千頭身。『チャンスの時間』から『アメトーーク 』に移って千鳥とニューヨークが絡んでるの嬉しかったな。悩み芸人としての地位を確固たるものにしようとしているニューヨークとシンプルな叫びを武器に持つおいでやす小田がテレビで無双している。叫びは面白いのは当然として、そのあとに「えっ、どうすんの」とか静の動きをするおいでやす小田が最高。めちゃ好きだ。『アメトーーク 今年が大事芸人』結局3回ぐらい観てしまった。これからも面白い番組がやってないときとかに見返すと思う。『霜降りバラエティー』でのR-1おじさん芸人を集めた回も最高でした。SHIMASAが『R-1グランプリ2021』準々決勝を敗退したことを知り、寝る。

 『俺の家の話』は3話にしてグングン面白くなる。マスクを外し忘れるという運動がプロレスへの未練を残しているという思いを描きながら、それでも身体は家へ帰るために忙しなく動かしていて、そのズレがいつ露わになってしまうのにとてもワクワクしている。プロレスマスクを外して、普通のマスクにつけ直すという仕草が世界の出入りにつながっていくのも最高。クドカン最強。あとは、なんでかわからないけど戸田恵梨香がすごくかわいい。長瀬智也という大男の前にいるからなのだろうか。それとTWICEナヨンに似ているなあということに今更だけど気付きました。

新潮 2021年 03 月号

新潮 2021年 03 月号

  • 発売日: 2021/02/05
  • メディア: 雑誌
 

 『新潮のコロナ禍日記リレー』を気になる人の部分だけ読んだ。町田康が「プロレスの動画を見た」とか、今村夏子が「娘と夫が出かけている間に本を書かなければ」とか普通に生きてんのいい。絹ちゃんじゃないけれど、柴崎友香は「ミイラ展」に行っていたときのことを書いたりしていた。ミーイーラー。

ユベントスvsローマを見る。もちろんユベントスには勝って欲しいのだけれど、なんとローマにはエルシャーラウィが中国から帰ってきている!嬉しい!近年で最も低迷していた時期のミランで1人だけゴールを取り続けていた天才ももう28歳であるらしい。いや、まだ28歳だと言うべきだろうか。まあにしても28歳なんだ、まだまだやれるはず。


Stephan El Shaarawy - All 27 goals for AC Milan | 2011-2015 | HD

エルシャーラウィはトレードマークの髪型に、生まれ年の92を背中につけてスピード重視のアタッカー。最近は22をつけてたけど、また92をつけるようで大変うれしい。今回の試合には間に合わなかったようでちょっと残念だけれど、助かる…という気持ちもある。試合はなんとなくローマが支配しているという感じなのだけれど、早い時間にロナウドが決めてくれて、追加点もなんとか程よい時間にとれてという、なんとなく勝てた、終わってみれば2-0という強いときのユベントスらしい試合でとても良かった。試合後ローマ監督のフォンセカが

どこからともなく現れ、あんなゴールを決めることができる。あれがロナウドが世界最高と呼ばれる理由だ。我々はミスをしていない。あれはただ、ロナウドだったんだ

と言っていたの印象的で、さすがのCR7なんだなあとしみじみ。なんの流れもなくあれをゴールにしちゃうんだもんなあーとは思うけど、やっぱインテルとかのビッグゲームでそれやってくれよなあとも思うわけです。

f:id:You1999:20210209214646p:image『書けないッ⁉︎〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜』別に観ようとは思っていないんだけれど、全部がちょうどいい感じで、なんとなく観てしまう。30分というのもいい。有名脚本家が担当であったはずのドラマがひょんなことから無名脚本家・吉丸圭佑に回ってきてしまう。しかも急遽担当することになったので、放送まで時間もないし大変だ!頭をフル回転させて書く!書く!書く!書けない⁉︎という感じなのだけれども、第4話は苦労して書きあげた『富豪教師Q』の第1話が放送されるということで、それをみんなで見届ける回だった。このじっくり画面を見つめるのなんか最高。毎週のことなんだが、「いやーしかし、生田斗真ってタレ目だなぁ」と思う。タレ目もあるけど鼻もゴツッとしてるし、良い顔よな。にしても最近の物書き登場人物は金持ちばっかりだなあ。

麒麟がくる』最終回を見届ける。前週ラストのビシビシくるあの感じを引き継いで、いざ「本能寺の変」へ。2人の間に亀裂ができてしまったからではなく、より強固な結びつきを感じさせての謀反という展開に胸が熱くなり、十兵衛たちの青い甲冑と信長の身体から流れる赤い血のコントラストの美しさを見せ、切腹して燃えていく姿の滑稽さと凛とした十兵衛とかも全部良かったー。最後は明智光秀生存説、天海パターンでしたね。『戦国BASARA』天海のビジュアルも結構好きなので嬉しい。もう今更こんなことを言うのはダメなんだろうけれど、沢尻エリカ帰蝶がどこかで観れますように…とか思ってしまう。観たあとの読み物。

news.yahoo.co.jp

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チャンネルを変えて『行列のできる法律相談所』ニューヨーク出演を見て、またチャンネルを変えて『有吉ぃぃeeeee!』を観るという幸福な流れに身を委ねる。堀田茜が普通にFIFAをやってるのかわいいー、と思う。サッカーゲームちゃんとできるの最強じゃん。

進撃の巨人』The Final Seasonを観て、心臓ドキドキのまま眠る。面白すぎてどうにかなっちゃうんじゃないか!というのと子安武人ジーク)のヴォイスはやっぱり最強だ!というのを毎週思う。 『日向坂で会いましょう』お掃除が下手なお掃除ロボットを叱りつけるというおたけが可愛かった。「俺も」と同調する若林はやっぱりおたけ推しだ。影山優佳のサッカー日記みたいな書籍出して欲しい、と切望している。